フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「SLの走行モード(ダイナミックセレクト)について」

クルマのサスペンションやエンジンなどをドライバーが色々と選択できるようになったのはいつ頃だったか。 SLもダイナミックセレクトなる呼称でそれが出来るようになっている。 前期型はサスペンションの設定がスポーツとコンフォートの2種、エンジン設定とシ…

「SLのタイヤについて」

SLのシートのつづき。 現行R231後期型は400も550もシートの皮革はナッパレザー仕様。前期型の350はナッパレザーがオプションだった気がする。このナッパレザー、表面のしっとりとした滑らかさや、革の厚みを感じさせながらもしんなりとした柔らかさを感じさ…

「SL550のシートについて その2」

SL550(R231)のシートの話しのつづきです。 シートの調節はドアに付いたスイッチで行うので便利。F12はシート座面の横に付いたスイッチで行うので目くら操作になって不便だった。 調整部分はごまんとある。シートの前後調整、シートバックの角度調整はあたり…

「SL550のシートについて」

今回はSLのシートについてです。 シートはR231の前期型、後期型で違いはないように思います。SL400(350)と550は同じシートが取り付けられていて、ドライビングダイナミックシート機構とマッサージ機構の有無だけが違うようです。 で、そのSLのシート。デザ…

「SL550(231前期型)の細部について4 550のV8エンジン」

前回は東京モーターショーの話しにかこつけてずいぶんと脱線してしまった。今回からSL550に復帰します…ということで、今回はSL550のエンジンについて。 今のSLは4種のエンジンバリエーションがあるが、このブログではAMGについては除いて記述する。231前期型…

「SL550(231前期型)の細部について3 東京モーターショーなど」

前回、メルセデス・ベンツのライトスイッチは使いにくいと書いた。ステアリングコラムから出たレバーにライト関係のスイッチを統合した日本車の方が操作性が良いとした。 スイッチの配置はメーカー毎の考え方(ユーザーインターフェイスに関するメーカー毎の…

「SL550(231前期型)の細部について2 ワイパーなど」

前回のつづき。 SLのワイパーはマジックビジョンコントロールなるもので、ワイパーブレードにあいた穴からウォッシャー液が出る。穴はブレードの両側にあいている。穴の間隔は2センチくらい、ウォッシャー液はブレードの2~3センチ前のフロントガラスに「着…

「SL550(231前期型)の細部について」

SL550(231前期型)の細部について書こうと思う。現行の後期型との違いも分かる限り書いていくつもりです。 では…まずオープンエアについて。 シフトレバー後ろのスイッチを引き上げるとルーフが開き、押し下げると閉まる。開閉時間はおおよそ15、6秒かと思…

「SL550とF12 その3」

前回のつづき。 SL550とフェラーリF12、それぞれ箱根を走った時の印象をまとめてます。 SLはサスペンションの設定をコンフォートモードにしたハイスピードコーナーリングこそ真骨頂だと思う。 ハイスピードでありながら常にワンテンポの猶予をもちつつ操作で…

「SL550とF12 その2」

冒頭から言い訳をひとつ。 前回、記述したSL550のエンジン音やシフトモードの設定は231前期型のもので現行型とはすこし異なる。現行型のエンジン音は少しバ行の音がまじり腹に響くようになった。特にSL400は腹に響くエンジン音になった。231R後期型は350SLが…

「SL550とF12」

SL550(231前期型)が納車された当時のことを思い出しながら書いていますが、この前まで乗っていたフェラーリF12との比較もときより交えながら進めたいと思います。 550のエンジンは4663CC、V8ツインターボで435ps、71.4kgm。 エンジンは静か。Sクラスセダン…

「SLを注文する」

試乗してメルセデスベンツSL550を買うことにした。 当時のSL(R231前期型)はSL350、550、63AMG、65AMGの4タイプが発売されていた。試乗した結果から550を注文した。 63AMGの試乗も勧められたが断った。なぜなら新スポーツカーを探した理由が、その時乗って…

「メルセデスベンツSL550(R231)に試乗す」

前回のつづき。SL350(R231前期型)に試乗したけれども、それほど良いと感じなかった。その後、 「SL550に乗ってみてよ」、 とアドバイザー氏のたっての願いで2週間後、SL550に試乗した。 550と350は別物だった。 受け取ったSL550のエンジンをかけたところ、…

「メルセデスベンツSL」

これまでF12のことばかり書いてきたが、ご覧のようにF12を手放してしまったのでちょっと違うクルマのことを書こうと思う。 メルセデスベンツSLはかなり長い距離を乗った。わたしの所有した輸入車の中ではもっとも長い期間、長い距離を走っていた。 スポーツ…

「軽自動車」

軽自動車。まだ若かりし頃(いまをさかのぼること30年前です)、悪友の実家の軽トラに乗せてもらい、とある河川敷をぶっ飛ばしたことがある。 当時その河川敷は勝手に作ったモトクロッサ−場(もどき)やらラジコンカーサーキット(エンジンバギー)やらキャ…

「フェラーリを買った理由2 」

色々なクルマに乗った感想、 「クルマは面白いけれども割高なのではないか」、 そんな結論をもちつつあった頃、ふと思った。 「まだあるじゃないか。フェラーリが」 あれこれと興味ある様々なクルマに乗り換えていたが、フェラーリという車名は思い浮かんで…

「フェラーリを買った理由」

「F12を購入した理由を知りたい」、とのコメントが寄せられたので本日はそれを書きます。(売却した後で購入動機を書くというのもずいぶん間抜けだけれども、まぁ私らしくて良いかもしれない) わたしが社会に出たのは1980年代半ば、世の中はいわゆる「円高…

「さらばF12」

すでにF12はわたしの元にはない。 手放すことを決めてからは、びっくりするくらいトントン拍子に売却が決まった。 わたしには長年、クルマの世話をしてくれる人がいる。日本車、輸入車に限らずあらゆるクルマの売買、保険、整備を代理してくれ、回送、部品手…

「F12とのお別れ」

さぁ、F12を手放す前にどこを走り、どんな場所で撮影しようか。今までクルマを手放す時もそうだったからF12も同じようにしようと考えている。 写真はあまり上手くない、持っているカメラは普通のコンパクトデジカメ。撮影する写真はこれからF12を思い返すき…

「さよならF12」

F12を手放すことにした。 手放すと決めてから気が楽になった。 この数ヶ月は気が滅入った。F12に乗っていても、どぉもおかしい。しっくりこない。乗るたびに違和感を感じて、そのうち乗るのが苦痛になっていた。 ちかごろはバッテリー上がりを防ぐために乗っ…

「街で見かけたF12 その2」

F12のよこを通り過ぎる女子高生やサラリーマンはF12に気をとめているのだろうか。 わたしならば低くうなるエンジン音とむせ返るような車体下からの熱気、そのマッシブなボディデザインに気が向かわないわけにはいかないのだが。 F12はそれほど極端なデザイン…

「街で見かけたF12」

都内某所の路地でF12を見かけた。 自分の所有するクルマを外から眺める機会はほとんどない。自分のクルマを他人に運転させ、その後を別のクルマで追いかけることが何度かあったが、とても貴重で新鮮な発見があった。 いままで自分のF12をゆっくりと眺めたこ…

「自動運転狂想曲その3と街で見かけたF12」

クルマの未来に関するあるベテラン自動車技術者との茶飲み話、のつづき。これで終わり。 自動運転車の普及とスポーツカーの関係は? 「スポーツカーを好むユーザーの多くも自動運転機能の搭載を求めるんじゃないか。スポーツカーの多くは街中で使われている…

「自動運転 狂想曲 その2」

前回のつづき。 定年間近、自動車会社の電気技術者のはなし。 自動運転車の普及とともに自動車の個人所有は減るという想定らしい。 「自動車会社がタクシー会社のように運行サービスで儲けるとか、シェアリングシステムで儲けるとか。あと、駅近くでオートパ…

「自動運転 狂想曲」

このあいだ定年間近のベテラン自動車技術者の人と話した。かれは電気技術者として自動車会社に就職した。 「わたしが入社した時は大学の同期に言われたもんだよ。『なんで好き好んで自動車会社に行くんだ』って。それはね当時、電気を学んでいる学生は普通、…

「運というもの」

居眠りしなければアクシデントにならなかったのか。(まだつづいてます。今回で終わり) まぁ、これまで書いてきた追い越し車線の真ん中に大きな障害物があったなら、居眠りしなければ防げたと言えるだろう。でも、それだけか。クルマを運転しているとアクシ…

「人はクルマをコントロールできるのか?」

前回のつづき。今回で終わり(のつもり)。 自分の運転で窓ガラスに頭をぶつけた私が得た教訓とは…。 あの瞬間を思い返してみる。 追い越し車線に横たわるアルミはしごを見て(状況も読まずに)、パニックブレーキを踏んだ。その後コンマ何秒か(おそらく0.2…

「20年前のアクシデント その2」

前回のつづきです。 営業車のコロナで高速道路を運転中に居眠りしてしまった。障害物を発見してパニックブレーキと急ハンドルで、サーキットの狼のジャンピング・ターン・フラッシュさながら障害物を回避したものの、予想を超える横Gで頭を右ウィンドウにぶ…

「20年前の高速アクシデント」

前回のつづき。 トヨタコロナ(1992年 - 1996年型 T19#型)の営業車で高速道路を走行中に居眠り運転をした。追い越し車線の真ん中に大きなアルミはしごが転がっている。居眠り運転のわたしの視界に入ってきたのは50m程のところ。とっさにパニックブレーキを…

「東名の事故で思い出すこと」

東名高速道路で大きな事故が起きた。 乗用車が中央分離帯を飛び越えてバスに激突する映像は衝撃的だった。 宙を飛んでバスに激突する映像の中、死亡した乗用車のドライバーは何を見ていたのか、何を考えていたのか。いや宙を飛んでいるあの時、すでにエアバ…