フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「さらばF12」

すでにF12はわたしの元にはない。 手放すことを決めてからは、びっくりするくらいトントン拍子に売却が決まった。 わたしには長年、クルマの世話をしてくれる人がいる。日本車、輸入車に限らずあらゆるクルマの売買、保険、整備を代理してくれ、回送、部品手…

「F12とのお別れ」

さぁ、F12を手放す前にどこを走り、どんな場所で撮影しようか。今までクルマを手放す時もそうだったからF12も同じようにしようと考えている。 写真はあまり上手くない、持っているカメラは普通のコンパクトデジカメ。撮影する写真はこれからF12を思い返すき…

「さよならF12」

F12を手放すことにした。 手放すと決めてから気が楽になった。 この数ヶ月は気が滅入った。F12に乗っていても、どぉもおかしい。しっくりこない。乗るたびに違和感を感じて、そのうち乗るのが苦痛になっていた。 ちかごろはバッテリー上がりを防ぐために乗っ…

「街で見かけたF12 その2」

F12のよこを通り過ぎる女子高生やサラリーマンはF12に気をとめているのだろうか。 わたしならば低くうなるエンジン音とむせ返るような車体下からの熱気、そのマッシブなボディデザインに気が向かわないわけにはいかないのだが。 F12はそれほど極端なデザイン…

「街で見かけたF12」

都内某所の路地でF12を見かけた。 自分の所有するクルマを外から眺める機会はほとんどない。自分のクルマを他人に運転させ、その後を別のクルマで追いかけることが何度かあったが、とても貴重で新鮮な発見があった。 いままで自分のF12をゆっくりと眺めたこ…

「自動運転狂想曲その3と街で見かけたF12」

クルマの未来に関するあるベテラン自動車技術者との茶飲み話、のつづき。これで終わり。 自動運転車の普及とスポーツカーの関係は? 「スポーツカーを好むユーザーの多くも自動運転機能の搭載を求めるんじゃないか。スポーツカーの多くは街中で使われている…

「自動運転 狂想曲 その2」

前回のつづき。 定年間近、自動車会社の電気技術者のはなし。 自動運転車の普及とともに自動車の個人所有は減るという想定らしい。 「自動車会社がタクシー会社のように運行サービスで儲けるとか、シェアリングシステムで儲けるとか。あと、駅近くでオートパ…

「自動運転 狂想曲」

このあいだ定年間近のベテラン自動車技術者の人と話した。かれは電気技術者として自動車会社に就職した。 「わたしが入社した時は大学の同期に言われたもんだよ。『なんで好き好んで自動車会社に行くんだ』って。それはね当時、電気を学んでいる学生は普通、…

「運というもの」

居眠りしなければアクシデントにならなかったのか。(まだつづいてます。今回で終わり) まぁ、これまで書いてきた追い越し車線の真ん中に大きな障害物があったなら、居眠りしなければ防げたと言えるだろう。でも、それだけか。クルマを運転しているとアクシ…

「人はクルマをコントロールできるのか?」

前回のつづき。今回で終わり(のつもり)。 自分の運転で窓ガラスに頭をぶつけた私が得た教訓とは…。 あの瞬間を思い返してみる。 追い越し車線に横たわるアルミはしごを見て(状況も読まずに)、パニックブレーキを踏んだ。その後コンマ何秒か(おそらく0.2…

「20年前のアクシデント その2」

前回のつづきです。 営業車のコロナで高速道路を運転中に居眠りしてしまった。障害物を発見してパニックブレーキと急ハンドルで、サーキットの狼のジャンピング・ターン・フラッシュさながら障害物を回避したものの、予想を超える横Gで頭を右ウィンドウにぶ…

「20年前の高速アクシデント」

前回のつづき。 トヨタコロナ(1992年 - 1996年型 T19#型)の営業車で高速道路を走行中に居眠り運転をした。追い越し車線の真ん中に大きなアルミはしごが転がっている。居眠り運転のわたしの視界に入ってきたのは50m程のところ。とっさにパニックブレーキを…

「東名の事故で思い出すこと」

東名高速道路で大きな事故が起きた。 乗用車が中央分離帯を飛び越えてバスに激突する映像は衝撃的だった。 宙を飛んでバスに激突する映像の中、死亡した乗用車のドライバーは何を見ていたのか、何を考えていたのか。いや宙を飛んでいるあの時、すでにエアバ…

「スポーツカーに大事なもの」

ここのところしつこくクルマの車重の話しをしております。クルマの面白さは車重という重い物が動くのを感じること。あとタイヤが路面を踏みしめる感じとか、ブレーキパットが擦れる感じとか、そういう動くことを感じるのが面白いんだと、年寄りの繰り言のよ…

「フェラーリじゃなくてもクルマは楽しい」

いや〜、佐藤琢磨のインディ500優勝。すごいですな。とぉとぉここまで来たかと思います。 子供のころ偶然、ホントに偶然TBSが放送したF1日本GPを見た。後の人気レーサー、ジル・ビルニューブが引き起こした観客死亡事故が起きた第二回F1グランプリだ。 すで…

「車重を感じる。クルマのおもしろさ」

クルマのどこがおもしろいか。 クルマって動くものである。ある重量物が加速する、減速する、曲がる。ドライバーは車重を感じる。この車重を感じるか、というのがクルマの醍醐味だと思っている。 エンジンの反応が良いとか、コーナーで安定しているとか、ブ…

「フェラーリF12ベルリネッタの価値 その2」

前回のつづき。 F12のV12エンジンは6262cc、リミッターが作動する最高回転は8700rpm、最大出力は8250rpm 時735ps(541kw)、最大トルクは6000rpm時690Nm 0-100km/h加速は3.1秒、0 – 200km/hの加速は8.5秒、最高速度340km/hとマニュアルに書いてある。 いつだっ…

「フェラーリF12ベルリネッタの価値」

F12でそれなりの高速を出したことでF12の性能の一端を見られたと思っている。これをもってわたしのF12に対する評価を固めようと思う。 フェラーリF12ベルリネッタの良さは、時速200km以上という超高速とか、100km/hまで3秒台という発進加速とか、一般道では…

直列6気筒 10.7リッター

直列6気筒10.7リッター 315kW(428PS)/1,600rpm 2,100Nm(214kgf・m)/1,100rpm 直列6気筒7.7リッター 280kW(381PS)/2,200rpm 1,400Nm(142kgf・m)/1,200~1,600rpm 大型トラックのエンジンはでかい。かつてはV10、V12気筒があったけれどもこの10年くら…

「エンジンは回してなんぼ」

以来、F12のエンジンが心なしか軽く回る気がする。 エンジンは回したほうが調子が良いと思っているので、F12も街中は別として郊外や高速道路では回すように走っている。高速道路は6〜7000rpm以上で走る。だからF12に乗るたびに高速道路を2区間くらい走る(…

「F12でクローズドコースを走る その4」

F12をクローズドコースで走らせた、のつづき。で、オシマイ。 タイヤは路面と740馬力の狭間できしむ。 強く加速すると多くの場合、路面の影響によるリアタイヤの上下動やジャダーを感じる。だから実際の路上では強い加速は不快な反応になる。クルマのせいば…

「F12でクローズドコースを走る その3」

F12をクローズドコースで走らせた、のつづきのつづき。 はからずも自分の身体の衰えを感じてしまった。 かつて毎日のように高速道路を100km、200km移動し、制限速度プラス15km/hをキープしながら走り続けていた頃は速度慣れしていたと思う。 営業活動がスム…

「F12でクローズドコースを走る その2」

F12をクローズドコースで走らせた、のつづき。 以前から考えている事なのだが、ステアリングが重い方がスポーティとか、コーナーで安定するとか、わたしは変だと思っている。 軽いステアリング、イコール過大入力(ステアリングの切り過ぎ)という一方的な思…

「F12でクローズドコースを走る」

じつはF12でクローズドコースを走ってきた。そもそもクローズドコースを走るのは4年ぶり、いや5年ぶりか。 以前書いたように、そしてこのブログを読んでくださっている方はお気づきと思うがわたしはそれほどスピードをださない。日常の運転は高速道路で120~…

「信号と交差点と男の子 F12」

信号の交差点の話しのつづき。 信号で止まらなければ道路も痛まない。交差点近くの路面が荒れるのは時間当りの荷重が大きくなっていることと発進減速ですり減るからだ。 どおも警察(信号は警察署の管轄)は、クルマは止めりゃあ安全、くらいの思っている気…

「止まらない信号は出来ないものか3 アイドリングストップの回数」

わたしはF12のHELEシステムのアイドリングストップを使っていません。 何故? やっぱり不安だから。 なにが不安って。信号毎にV12が停止、始動を繰り返すことに不安なのだ。 なんかトラブルが起きるんじゃないか、トラブルの遠因になるんじゃないか、そう思…

「止まらない信号は出来ないものか 2 F12のアイドリングストップ」

赤信号で停まったものの、交差する青になった信号はまったくクルマが通らない、通ったとしてもホンの数台だけという事がよくある、のつづきです。 止まらない信号こそ良い信号ではないか。 もちろん赤信号で止めないと交差する交通をさばけないから止めざる…

「止まらない信号は出来ないものか 」

毎日クルマで通勤しております。片道32km、通勤だけで月1300km近く走ります。 休日もF12とかを運転するので合計で1600〜1700kmを走ります。 クルマの運転は好きなのでこの距離はそれほど苦になりません。 ただ通勤で気になるのは赤信号に頻繁に引っ掛かる時…

「F12で圏央道を走る 3」

八王子JCTと青梅IC間のトンネルはカーブが多く、速度を抑制させる為の凹凸が付けられている。 F12は路面の凹凸を拾ってボコボコボコという音と振動が続く。 100km/hを超えても乗り心地は依然として硬い。しなやかとは言えない硬さ。はねたりフワついたりはし…

「F12で圏央道を走る 2」

前回のつづき。 F12でほぼ完成した圏央道を走ってみた。今回はわざわざ一旦、東名まで走って海老名JCTから圏央道に乗った。 圏央道の相模原愛川ICから青梅IC間はトンネルが多い。時間にして2、30分で走れてしまうルートだけれどもフェラーリの音を楽しむには…

「F12で圏央道を走る」

この前、圏央道を東名-常磐道間(海老名JCT〜つくばJCT)を走ってきました。そのお話し。 圏央道。ウィキペディアで調べてみたらその構想は1958年から始まるそうな。わたしが生まれる前。現在の計画は1987年に出来たらしい。 遠からず釜利谷JCTで横浜横須賀…

「F12 カーウォッシュモード」

F12にはカーウォッシュモードなるものがある。 F12を車庫に納めキーをOFFにする、と警告音とともにメーターに、「カーウォッシュモード」なる表示が出てキーが抜けなくなる。 「ん? カーウォッシュモード? 洗車モードとな…?」 キーが抜けないというのはマ…

「F12 ブレーキの感触」

F12のブレーキはカーボン製がついています。今日はそのブレーキについて書きます。 買う前は、フェラーリのブレーキはすごいのかも知れない、と想像していましたが乗ってみれば、しごく普通。すごい剛性感があるとか、タッチの感覚が違うとか、シューの感触…

「おまえのクルマの値段なんか、知るか! 3」

前回のつづき。 Sクラスの左ウィンドウが下りて、ドライバーが何やら大きな声を出している。 営業車を運転していると色々なドライバーに出会う。はっきり言って異常な人もいる。無視したほうが良いと思った。 Sクラスはいよいよクルマを寄せてくる。その時わ…

「おまえのクルマの値段なんか、知るか! 2」

前回のつづき。 ママチャリをこいで次の信号を目指す。 「どおしてやろうかな。ベントレーのウィンドウに向かって、 「『落とし物ですよ』とばかりにゴミ袋をブラ下げて見せようかな」、 猛然と加速していくベントレーのドライバーが、信号が赤に変わらない…

「おまえのクルマの値段なんか、知るか!」

またしても年寄りのむかし話です。 バブル景気のなか(「バブル景気」と言うのは後から付いた呼称だったと思う。ただ世の中はとても豪気な事柄があふれていたと記憶している。例えば、わたしの住んでいる東京郊外の各駅停車駅の間口3間の蕎麦屋の土地に一億…

「F12のご購入なら 2」

前回の、わたしはF12を乗りこなせてます、はほとんどこじつけでしたが今回は、乗りこなせてません、を書きます。 まずF12は出力が高すぎる。お乗りのポルシェでも同じだと思いますが、急なアクセルオンは危険かと思います。ユーチューブでスーパーカークラッ…

「F12のご購入なら」

すでにポルシェはじめ輸入車を何台も乗り継いでおられる方がF12の購入を検討している、とのことです。通勤にもF12を使用する、フェラーリは乗りこなせるか、ということをお尋ねです。 あくまでわたしの私見としてお答えさせていただきます。それでは…。 1 F…

「クルマに高級オーディオは必要か」

本日でカーオーディオの話しはおしまいです。 いままで日本車でも輸入車でもオプションの高級ブランドオーディオを取り付けたことがありますが、いまは注文しません。なぜか。個人の感想ですが、 「高いオーディオ付けても思うほどの効果はない」、 と思うか…

「カーオーディオ、むかしばなし その3」

音楽は聞いていたその時の光景や温度、匂いも合わさって記憶される。 金がなかった学生時代、図書館でクラッシックのレコードをよく借りて聞いた。 ガーシュインのラプソディーインブルー、パリのアメリカ人、は真夏のクーラーの無い部屋の窓を開け放って、…

「カーオーディオ、むかしばなし その2」

バブル景気がはじけて景気が冷え込んでいくなか、学歴もコネもないわたし(学歴がないのは勉強嫌いだったわたしの自業自得なのだ)は新聞の折り込み求人をたよりにとある中小企業(いや中小企業でもない小企業)にやっと就職した。 営業車は十二台〜十五台あ…

「カーオーディオ、むかしばなし」

前回、F12のオーディオのことを書いたのでカーオーディオのむかしばなしをすこし。 わたしが勤めていた会社の営業車は基本的にカーオーディオなんて付いていませんでした。基本的ということは例外もあってえらい人の営業車(営業部長とか取締役とかの営業車…

「F12のオーディオについて 2」

F12のUSB端子は肘掛けコンソール内にあります。容量はそこそこあり、iPodもiPhoneも問題なく納めることができると思います。 以前も書いたとおりわたしのF12はアルパイン製のNVA-HD555というシステムが搭載されています。アルパインのHPで調べたら同システム…

「F12のオーディオについて」

コメントをいただいた中からF12のオーディオについて書きます。 まず、わたしのF12のオーディオですが標準仕様のままでオプションは付けていません。 私がF12をオーダーした当時は「HiFiプレミアムシステム」という名称で56万円のオプションが選べました。 …

「F12 内装について その4」

しつこくF12の内装のはなし(今回で終わりです)。 パワーウィンドウスイッチはセンターコンソール上にありドア側にはない。最近、慣れてきたけれどもやっぱりドア側にある方がいい。とっさにドアノブあたりを探して、おっとF12はここじゃない、と気付くのは…

「F12 内装について その3」

またしてもF12の内装のつづきであります。 F12の内装はあちこちから音がする。いまのところ内装の建て付けのビビリは2カ所から発生しているらしい。 速度とエンジン回転数、路面の状況で現れる。ひとつはメーターの内側かステアリングコラムの奥の方。 二つ…

「F12 内装について その2」

F12の内装のつづき。 日本車やドイツ車の本革はあまり匂いがしないが、F12の革はしっかり本革の匂いがする。別にイヤな匂いではない。 本革は室内の各所に使われていて、ヘッドレストは合皮です、なんてケチくさいことはしていない。 革のさわり心地はなめら…

「F12 内装について」

今回はF12の内装について。 フェラーリの内装の印象は華奢というか、柔らかな感じがする。 例えばサンバイザー。表側は本革(内装に使われている本革と同じと思われる)で裏側はスウェードで縫われている。 厚みはうすく、鏡と交通チケットかカードを差し込…

「フロントアップとコントラストステッチ

F12のフロントサスペンションはインパネのスイッチを押すことで40mm上昇する。たいていの段差には有効だ。いまのところフロントのエアスポイラーをぶつけたことはない。 いや、正確にいうと一回、ガリッと音がしている。 よく通る道で急な起伏がある小さなT…

「F12 冬の始動直後 その2」

車庫の外にだしてニュートラルに戻すと開放されたようにエンジンは1800くらいで安定する。で、その大ボリュームの1800回転は暖かい時期なら30秒くらい、冷間なら70〜80秒くらいで1200前後に落ち着く。 暖かい時期ならここで走り出してもよいが外気温が低い状…