フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「デザインで記憶に残っているクルマ 7」

デトマソ マングスタも記憶に残っている。 丸目4灯のヘッドライトにフロントフードがかぶさって、けものが薄目を開けたように見える。うまいデザインだなぁ、と思った。ヘッドライトはクルマの目。人はクルマを擬人化というか擬動物化して見るのか、と妙にわ…

「デザインで記憶に残っているクルマ その6」

富士スピードウェイにヘリコプターが下りられるとは知らなかった。 一方でずいぶんなお金持ち企業があるもんだと思った。業務に使えるとは思えないテスタロッサ を買い、平日の昼間にヘリコプターでサーキットにくる企業。社会に出たばかりの小僧っ子の私に…

「デザインで記憶に残っているクルマ その5」

ランボルギーニ カウンタックのカッコ良さに気づいたのはスーパーカーブームになってカウンタックを様々な角度から撮影した写真があふれてからだ。 カウンタックのドアを開いた写真を見たのはどの本だったかポスターだったか忘れたが、左右のドアを上げて、…

「デザインで記憶に残っているクルマ その4」

ランボルギーニカウンタックをさえないクルマに見せたこの本は、カウンタック以外のランボルギーニは載っていなかった。時代から言えばミウラやエスパーダが載っていても良いはずだが掲載されていない。 フェラーリは246GTディーノだけだった。ディーノの解…

「デザインで記憶に残っているクルマ その3」

二回にわたってデザインで記憶に残っているクルマのことを書いてきた。今回は日本車ではなく海外の車について書く。前回まで話しはわたしがある程度車に詳しくなってからのことで、いわゆる自動車デザインとして評価できる車種を書いた。今回はそういう視点…

「デザインで記憶に残っているクルマ その2」

前回のつづき。 1990年型4代目カムリ、4代目コルサ(ターセル) これも上のコロナと同時代のトヨタデザインでバブル景気の中にあたる。10代目コロナに比べるとオーソドックスな3ボックスデザインだったが、綺麗な曲面でまとめられていた。特にリアコンビネー…

「デザインで記憶に残っているクルマ」

デザインの良さで記憶に残っているクルマのことを書こうと思う。ただすでに評価の高いクルマのことを書いても今更だと思うので、そうした評価がされていない、ただわたし個人でデザインが優れていると記憶している車種について書こうと思う。では…。 1986年…

「クルマの広告の記憶 その4 クロモドラのフェラーリ512BB」

輸入車の広告の写真は拙かったと前回書いた。しかし輸入部品のそれはしっかりした写真が使われていたのだ。アルミホイール、いや正確にはマグネシウムホイールの広告だった。 当時は外国製部品の広告が多くて、タイヤ(ピレリ、ミシュラン、グッドイヤー…)…

「クルマの広告の記憶 その3 フェラーリ512BB 2550万円也」

カーグラフィック誌を買い始めたころはターボが流行していた時期で猫も杓子もターボである。サニーターボなんてのも発売されていた(TVコマーシャルは松坂慶子だったはず)。 フロントグリルに「TURBO」と裏焼きでレタリングする。バックミラーで見ると…

「クルマの広告の記憶 その2」

前回のつづき。クルマの広告について。 まずは前回、触れたコロナクーペ。 マツダの広告の近くに掲載されたトヨタコロナクーペの広告の写真が変なのだ。 えらくフロントノーズが長く見える。フロントオーバーハングが異様に長い。 当時はあまり気づかなかっ…

「クルマの広告の記憶」

今回はクルマの広告について書きます。 最近、どんなクルマのコマーシャルが流れているかよくわからないのだが、おおよそテレビCMと言うのは雰囲気先行でその製品の実を表すものはあまりないように思う。クルマが走って竜巻が起きたり稲光が光ったり、見てて…

「これまでを振り返りまして…」

かつての3日毎、4日毎の投稿から一週間毎の投稿になり、内容もかなりたどたどしいものになっていたのはご存知のとおりです。 以前は書きたいことが色々あり、折にふれ書き溜めていたことを夜間や休日に記憶を掘り起こしながら投稿するのは楽しみでもありま…

「正しい運転」

自分の運転は正しいと思っている、大抵みんなそうだ。 でもその思い込みはかなり怪しい、正しくない場合も多い、そう思う。 だってわたしはかれこれ40年(四捨五入したらね)近くクルマを運転しているが、その時その時つねに正しい運転をしてきたつもりなの…

「ネタがないので」

すみませんGWで遊び呆けていてストックがありませぬ。 いよいよこのブログも末期症状かと思います。 …でここ数ヶ月、たまった質問にお答えします。 Q フェラーリは二度と買わないのか? 万に一つの確率があるとすればGTC4ルッソかもしれません。フェラーリと…

「クルマの中の過ごし方3」

30年以上、運転していると車内の過ごし方も変化する。 ある時期、クルマの中で朗読を聴くのがすきだった。 オーディブルというのをご存知だろうか。以前はオーディオブックと呼ばれたこともある。 ほとんどが本を朗読したデータ配信で朗読ラジオのようなもの…

「クルマのなかでの過ごし方 2」

前回、若かりしころ夏の雨の中、伊豆を走った時のクルマと音楽と風景の記憶を書いた。 当時はカーナビなんてものはなく。クルマの中に地図をおいておくのが普通だった。 当時のドライブは適当に走り回った。地図はクルマの中においてあったがほとんど見ない…

「クルマのなかでの過ごし方」

クルマのなかでどんなことをして過ごすか、という話し。 かつて営業車で都内を目指す時はAMラジオを聞くことが多かった。FMラジオは音楽ばかりで聞いたこともない曲を聞かされるのは苦痛で、女のDJの空気のような喋り方が馴染めなくてほとんど聞かなかった。…

「みんなのくるま」

仕事で多くのスタッフにクルマを運転させている。荷物を持ちながら身体の負担が少なく機動性よく移動するにはクルマが一番いい。 十数台の車両が年間、何十万キロも走る。一年で月まで行って帰ってくる距離だ。あまり口には出さないがかなり責任を感じている…

「クルマは雰囲気をはしる 2」

前回のつづき。雰囲気を感じながら走る、について。 運転していると前を走るドライバーが何を考えているのか分かったり、数秒後に何が起きるか予想できたりする。このブログを読んでいる人も大抵そうだと思う。「わからない」、そう思った方も明日、クルマを…

「クルマは雰囲気をはしる」

前回、レベル2の自動運転について書いた。そのつづき。 街をふつうに歩いている時、人は前から歩いてくる人にぶつからない。ラッシュアワーの駅構内であれば別だが、前から歩いてくる人の動きを凝視しなくてもぶつからない。 不思議なことに相手の目を見て、…

「レベル2自動運転」

ここ数ヶ月、レベル2の自動運転を作動させて走ることが多い。高速道路だけでなく一般道でも試している。 高速道路(信号や交差点のないバイパスも)の混雑時には重宝する。ただしこの重宝というのは運転が楽、というレベルであって、運転をクルマに任せると…

コルベット グランスポーツ

先日、現行コルベットに乗る機会があったのでその時の印象を書いてみる。 実はコルベットに乗るのはこれがはじめて。 「今のコルベットはイイですよ。ガチッとした本物のスポーツカーです」、 そう薦められた。 今をさかのぼること35年前、通っていた学校の…

「あらためて フェラーリF12の最後 その4」

F12のことを振り返っておりますが、今回が最後です。 色々とF12の気になったところを書いてきたけれども、F12の記憶の濃さというか深さはそれほど濃くも深くもないのだった。むしろあっさり、薄いものだと言っていい。 それはF12で長い距離を走らなかったこ…

「あらためて フェラーリF12の最後 その3」

わたしの住居は東京近郊にあって、都内ほどの交通量はないが、地方のように交通量も信号もすくないということもない。このシチュエーションはF12にとって良かったと思っていない。 やっぱりクルマを運転するには前後にクルマが少なく、信号もない適度にカー…

「あらためて フェラーリF12の最後 その2」

フェラーリF12を手放した経緯を振り返っております。そのつづき。 F12の700ps超えの高出力は一般道の走行では弊害でしかない。それは700psだけでなく600psも500psも同じだと思う。 こう書くと以前このブログで取り上げた、乗用車の出力は60ps、80psで十分、…

あらためて フェラーリF12の最後

すでに手放して久しいフェラーリF12だけれども、ちょっと振り返ってみる。 自分のまわりからF12の痕跡はすべてなくなった。遅ればせながら車庫も備品も整理した。こういうと何か寂寞とした感じがあるけれども、そんなことはなくむしろ憑き物が落ちたくらいに…

「しばらくおやすみします」

本ブログを読んでいただいているみなさまへ。 一ヶ月ほどブログの投稿を休止することにしました。 休止の理由は、柄にもなく「ワシがPLを兼務する!」、などと口走ってしまった計画が動いて繁忙していることや、夜更かししてPCモニターに向き合うブログ投稿…

「事故処理2」

事故で通れなくなった交差点から引き返す道すがら、色々なことを考えた。 事故はなぜ起こるのか。 警察が示す原因は前方不注意だとか速度超過だとかにくくられるけれども、なぜ前方不注意になったのか、速度超過したのか、の方が問題なのだ。 ひとはさまざま…

「事故処理」

ついこの間、渋滞に巻き込まれた。いままでいちども渋滞にあったがない場所で、なんの前触れもなく進まなくなった。信号は青になったのに20メートルくらい進んだ後ピタリと止まったまま動かなくなった。時間は1分、2分と過ぎていく。 先は見えない。30メート…

「SL400と550、どっちがいい」

前期型も後期型も暗くなってからエンジンを始動すると、ヘッドライトが点灯し光軸を下から水平に持ち上げ、さらに一度を中央に寄せてから前方を照射する。毎回のこの儀式を行うが、これを見ると高いヘッドライトが付いてんだなと思わせる。 SLのライトはこれ…