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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「フェラーリを注文したの巻3 フェラーリのセールスと輸入台数」

今回、はじめてフェラーリを注文したのだが、フェラーリディーラーの印象を書いてみたい。

今まで輸入車、国産車を含めて何台かクルマを購入してきたが、フェラーリディーラーほど「売る気のない」自動車ディーラーはなかった。

そもそも高価格輸入車はクルマの魅力が勝負であり、買いたい顧客が自らディーラーに来てくれる商売なのだ。日本車のディーラーにくらべてセールスはしつこくない。その点が日本車ディーラーと違う。似たり寄ったり、真似して真似される日本車メーカーのセールスマンは他社と競合せざるをえない。なんとか買ってもらいたいという日本車ディーラーのセールスマンの努力は頭が下がる。(わたしも長く営業の仕事をしていたのでセールスマンの苦労や努力はよくわかる)

しかし、それにしてもフェラーリほど「欲しかったら、ど〜ぞ」というディーラーは珍しい。普通ディーラーで試乗したらセールスマンは一生懸命、購入をすすめてくる。時にこちらの息が詰まるくらい、そして気の毒になるくらい一生懸命セールスしてくれる。しかしフェラーリディーラーはそういうことはない。

「ご購入を決められたら連絡ください。本日はありがとうございました」、でおしまい。

こちらが拍子抜けするくらいあっさりしている。試乗したにも関わらず、だ。ある意味、気が楽だった。

セールスマンやショールームのスタッフはけして横柄とかつっけんどんということはない。みなさん丁寧に対応してくれる。セールスマン氏はわたしなんかよりよほど若々しい紳士だ。そしてショールームの女性はかなり綺麗である。

納車後は整備などでお世話になる。その時はどんな印象になるのだろうか。

ちなみに整備を含めたアフターサービスこそのディーラーの本性が現れると思っている。ある輸入車ディーラーは整備にいくたびに営業担当と受付嬢が変わっていた。「今月で退職します。後任は…」と半年で3人営業担当が変わった。人の出入りが激しいディーラーだった。輸入車ビジネスも30年来の円高(最近は円安だけど)、日本法人化でなかなか厳しいビジネスなのかも知れない。

 

ヒマに任せて、フェラーリが今まで何台輸入されているのか調べてみた。

正解は2014年末の時点で累計13506台輸入(1979年からの累計)されていた。この台数には並行輸入や個人輸入は含まれていないから実際にはもっと多い筈だ。自販連http://www.jada.or.jp/

フェラーリだけでなくスポーツカー専業メーカーであるアストンマーチン、ロータス、ランボルギーニ、マセラティも調べてみた。

アストンマーチンは累計2142台(1991年からの累計)

ランボルギーニ2446台(1988年からの累計)

ロータス10319台(1968年からの累計)

マセラティ8807台(1983年からの累計)

ランボルギーニの集計が1988年からということはスーパーカーブームのころのランボルギーニはカウントされていないことになる。

フェラーリの台数はかなり多い。しかもフェラーリは毎年安定して売れている。他のメーカーは販売台数の上下が激しい。倍増半減にちかい変動が頻繁に起きている。しかしフェラーリはリーマンショックがおきた翌年の2009年も前年割れしていない。

もっともフェラーリ以外のメーカーはラインナップが貧弱な時期があったり、輸入代理店が安定していない時期があったりする。たとえばアストンマーチンはV8(丸目2灯のV8)が長々と生産されていたし、マセラティもビトゥルボの前後で魅力に欠けるモデルがあったと思う。

フェラーリは一定期間でモデルチェンジをしてきたし輸入代理店も安定していた。成績は悪くても必ずF1に出場してニュースの露出が減る事はなかった。資本もフィアットに移動した以外は安定していた。フェラーリは売れ続ける条件が整っていたのだろう。