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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「自動車雑誌読んでますか」の巻2 カーグラフィック

前回、自動車雑誌を読まなくなったと書いて、たまには読んだ方が良いかも知れないと思い直した。自動車雑誌を読まなくなった理由はいくつかあるのだけれど、べつに読まないと決めたわけではない。

書店に寄り自動車雑誌コーナーへ行く。どれどれ、どの雑誌にしようか…。どぉしても昔なじみの雑誌を探してしまう。カーグラフィック、モーターマガジン、ル・ボラン、ゲンロク、エンジン、ベストカーガイド、カーアンドドライバー。ゲンロクとエンジンをのぞいて学生の頃に購読していた自動車雑誌だ。もちろんぜんぶ買えるお金はない。カーグラフィック以外はたまに買うくらいだった。

そうそう、中学生のころのわたしにとってベストカーガイドの水着キャンペーンガールページは自動車雑誌というより半分エロ本だった。

そんなことはさておき。どの雑誌も取り上げるクルマはドイツ車ばっかり。アウディ、BMW、メルセデスベンツ、ポルシェ。これでは誌面が作りにくいのではないか。

で、久しぶりにカーグラフィックを買う。F12の記事ものってるし。カーグラフィック2015年6月号。

ほんとに自動車雑誌を買うのはひさしぶりだ。1年以上かっていなかったのではないか。

カーグラフィックの誌面はむかしとあまり変わった感じがしない。わたしがカーグラフィックを毎号買いはじめたのは1979年か80年からだと思う。それから10年間買い続けた。引っ越しの時の荷物の重さのほとんどがカーグラフィックの重さだったことは前回書いたとおり。そのカーグラフィックはお金が苦しかった時に古本屋に売りにいって安く買い取られてしまった。思い返せば印象に残る刊もいつくかあった。手元に残しておけば良かったと思う。

 

当時読んだカーグラフィックにはいろいろな思い出がある。

三本和彦氏の毎月の寄稿は面白かった。氏の文章はカーグラフィック編集部と方向が違っている。それを隠そうとしないのも面白かった。連載の最後の方はその確執がすこし書かれて終わっていたと思う。

印象深い記事は、英国の自動車雑誌編集長(たしかそう記憶している)が寄稿したスーパーカーの記事だ。2回にわたって掲載されたと記憶している。ランボルギーニ エスパーダ(たしかエスパーダだったはず)で高速道路を飛ばし続けた記述は大変面白かった。

「我々のランボルギーニ エスパーダとゴールドのカウンタックは30分ほどのランニングインで入念にエンジンを温めた…」、

「ランボルギーニのV12エンジンは5速、時速15kmからよどみなく最高速まで加速し」、

「途中、ベルギーナンバーのジャガーXJ−Sが追い越し車線にノロノロと出てきたが、我々エスパーダとカウンタックのコンボイに追い立てられ」、

「高速道路を走るエスパーダは快適無比。風邪でダウンしたパートナーは助手席でぐっすりと眠り続けていた」、

うんぬん。それはインプレッションというよりスーパーカーによる痛快な走破メモといってもいい内容だった。

記事とともにいくつかのスーパーカーの写真が載っていた。そのなかに512BBのライトブルーメタリックの写真があった。その色のフェラーリを見たのははじめてだった。512BBのフロントターンランプのオレンジとそのブルーの対比がとても綺麗だった。

実は、今回F12を注文した時にその車体色を探した。記憶をたよりにディーラーの車体色見本の中から見定めた色は「azzurro california」。もちろんそのカーグラフィック誌はないし、その記事中に色名は書かれていなかったので、おおよその当たりをつけただけである。その色は例の110万円以上のオプションカラーだった。

512BBとF12のデザインはかなり違いがある。azzurro californiaは512BBの迫力ある大型ミッドシップカーに華やかな美しさを与えてえていた。しかしF12のデザインにはすこし甘すぎる色のように思えた。110万円という金額の高さもありazzurro californiaは選択からはずした。

azzurro californiaで検索するとその色のフェラーリの画像がいろいろ検索できます。お試しあれ。