フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「フェラーリ カラー」その2

フェラーリに車体色のつづき。

標準色のメタリックは9色ある。

GRIGIO INGRID グリッジョ イングリッヅ(ゴールドかかったシルバー)

GRIGIO ALLOY グリッジョ アレロ(淡い青のメタリックかパール)

ARGENTO NURBURGRING アルジェント ニュルブルクリンク(シルバーメタリック)

GRIGIO TITANIO METALLIZZATO グリッジョ チターニオ メタリザーッド(シルバーメタリック)

GRIGIO SILVERESTONE グリッジョ シルバーストーン(シルバーメタリック)

NERO DAYTONA ネロ デイトナ (黒メタリックかパール)

BLU ABU DHABI ブル アブダビ(ブルーメタリック)

BLU MIRABEAU ブル ミラボー(ブルーメタリック)

BLU TOUR DE FRANCE ブル トゥールドゥ フランス(濃い青のメタリック)

 

GRIGIOグリッジョはグレー(灰色)という意味でARGENTOアルジェントはシルバー(銀)という意味。

メタリックと書いたがメタリックではなくパール塗装と思われる色がいくつかある。

GRIGIO INGRIDやGRIGIO ALLOYはパール塗装ではないだろうか。

GRIGIO TITANIO METALLIZZATO グリッジョ チターニオ メタリザーッドと、GRIGIO SILVERESTONEグリッジョ シルバーストーンはともにガンメタリックだが、明るさと色味が違う。ちなみのこの2色はフリッカー https://www.flickr.com/

ではヒットせずグーグルで検索した。

BLU ABU DHABI ブル アブダビとBLU MIRABEAU ブル ミラボーもともにブルーのメタリック(もしかしてパール)だが明るさと色味に差がある。

ここまで書いてきて今さら言うのもなんだが、カタカナ表記の色名は正確ではない。イタリア語の発音をカタカナ表記するのはむずかしい。あまり正確なものではないと思っていただきたい。

 

ここまでの標準色で良い色だと思うのは(あくまでわたし個人の好みです)、

GRIGIO SILVERESTONE グリッジョ シルバーストーン。

暗めのガンメタリックなのだが、フェラーリの車体に塗装されるとある種のドスの効いた迫力が出てくる色だと思う。とくに458イタリアは怖いくらい迫力がある。赤や黄色の458イタリアのスーパーカー然としたたたずまいの対極にある。知らないうちに背後に迫って銃を突きつけるような迫力を感じる。(変なたとえだなぁ)。

ARGENTO NURBURGRING アルジェント ニュルブルクリンクは逆に明るめのシルバーメタリック。明るいシルバーメタリックは光の陰影をよくひろって車体デザインをよく表現している。フリッカーでヒットしたこの色のラ・フェラーリがすごく格好良く見えた。

一方で今回フェラーリの赤はやっぱりいいと思った。街中ではあまりにも目立ちすぎると敬遠する気持ちが強かったが、やっぱりフェラーリの車体色は赤が綺麗に見える。