「フェラーリ その後、連絡なし」
ご存知のとおりフェラーリを注文して前払い金も払ったのである。
その後、
「 『フェラーリ本社から◯◯さまのF12は◯月の生産する』と通知が来ました」
とディーラーから連絡があった。
それきりだ。
それ以降、連絡はない。うんでもなけりゃ、すんでもない。連絡なし。
これはフェラーリに限らず、他の輸入車ディーラーも同じようなもんである。
たしかにクルマが来ない以上セールスマン氏が、
「待ち遠しいですよね。納車まであと◯ヶ月ですよね」
と電話をかけてきても何の意味もないのであるが…。
なんとも言いにくい時間がすぎていく。
注文から納車まで時間がかかるクルマの場合、こうした待つあいだの痛痒感というか、うずうずした感じもおもしろさに転化するくらいの精神がなければいけない。
待つのが嫌な人の一部は、
「納車まで9ヶ月!そんなに待つのか? じゃあ、この試乗車買うよ」という人もいるらしい。
気持ちはわかります。
ディーラーからメールやはがきが来る。
「カリフォルニアT 動画アップ」、
「大試乗会開催」
う〜む、見てどぉせいというのだ、このメール。
さて、納車まで準備しなければならないことがある。
車庫の確保。これが一番大事。
以前ブログに書いたあとも保険会社の代理店と話しをしているが、フェラーリの保管状況(車庫の状況)はたいへん重要な要素だという。
盗難やいたずらの危険がない車庫が必要なのだ。たとえば部外者が入りにくい、部外車両が入りにくい車庫。もしくは部外者や部外車両が入れたとしても防犯カメラやナンバー記録のシステムが備えられている車庫が望ましい。
さらに、一台ずつ鍵のかかるシャッターやゲートが設けられているのがよい。一台ずつシャッターがなくても出入り口が暗証番号や専用リモコンなど開閉されるタイプが望ましい。
これってセキュリティの整ったホテルの屋内駐車場や、マンションのシャッター・ゲート付き棟内駐車場だろう。
う〜む…今はそうした環境ではないぞ。
代理店は、
「なんとかそういう環境の駐車場をお願いします。そうでなければ保険の引き受けができないかも知れません」
まずい…。いっその事そういうマンションに引っ越すか、と考えている。
なんか、フェラーリ買ってわたしの人生、狂い始めてるんじゃないだろうか…。