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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「左ハンドルか 右ハンドルか」

輸入車で左ハンドルしか選べない車種がある。

メルセデスベンツの上級車種や米国車は左ハンドルしか選べないものが多い。

左側通行の日本、基本的には右ハンドルの方がよいが、左ハンドルが必ずしもわるくない時がある。

車幅の広いクルマは左ハンドルの方が左に寄りやすい。狭い道でのすれ違いには有利だ。

また車体の左側の様子を探知しやすい。死角に居るオートバイや自転車の存在を感じやすい面がある。また、交差点の左折時も歩行者の存在が近いため気づきやすく、巻き込み事故が起きにくいと思う。

…ただ、これは右ハンドルが危ないと言う事ではない。右ハンドルでも注意すれば左ハンドルより危険と言う事はない。だから積極的に左ハンドルが安全だと言うことにならない。

左に寄せやすいというのも車体感覚が備われば条件は同じだ。

まぁそれでも最後の20センチくらいは実際に左ハンドルの方が有利ではありますが…。

そうだ、もしわたしがアベンタドールを買うなら左ハンドルにする。なんせ車幅2030mmもあるんだから…。2030mmっていったらエルフのワイドキャブとおんなじだ。とても普通乗用車の車幅とはいえない。アベンタドールは左ハンドル、決定。

 

一方で左ハンドルが危険な事もある。路線バスや路上駐車を避けて右車線に出る時だ。これは決定的に右ハンドルが対向車を視認しやすい。

左ハンドルのドライバーはこの不利を自覚して、路線バスの後ろを走る時はかなり工夫をしている。

わたしがかつて左ハンドルで通勤していた時、どこ行きのバスはどの停留所で長時間停車するのかおぼえていた。さらに停留所にちかい信号の変わり目も頭に入っていた。

これらの条件を組み合わせながらなるべくバスの後ろに付かずに走り、付いたとしてもスムーズにパスする機会をつくるようにしていた。

しかしちょっと考え事をしていたり、路線バスの数台後ろを走っていたのに、その数台が一斉に左折したりすると、対処が遅れる。

道路脇のショーウィンドウなんぞを利用しようとしても時すでに遅し、こうなってしまえばいさぎよくバスの発車を待つしかない。

いちど大型トラックが急に路上駐車したときはまいった。こちらもうかつだったのだが、かなり後退してから右車線に出た。

左ハンドルだから道路の左側を走ると前走車の向こうに路上駐車の車両が見える。この先が見えるメリットを生かして早いタイミングで対応し始めるのが路駐車両に引っ掛からないコツだ。

 

二つ目は高速道路での本線への合流だ。

左ハンドルだと右ドアミラーは遠くて鏡像がちいさい。輸入車はドアミラーが小さいものが多いからよけいに不便だ。

首都高速などでたまに本線に右から合流していく入り口がある。右ハンドルで不便を感じる合流方法だが、左ハンドルのドライバーはより多くあの不便を感じていると思ってほしい。

まぁ、それも慣れてくればなんとかなるもの。左ハンドルにはじめて乗った頃は合流が恐怖だったが、今はなんともない。