「コーティング、なににするか」
その後、わたしのF12はどこまで出来ているんだろうか。もっとも8月のイタリアはバカンスで仕事はしてないだろう。作りかけのままどっかの工程で止まってるんだろうか。
F12が納車されたらコーティングをするつもりなのだ。
いままでもコーティングしてきたのだがこだわってなかった。ディーラーお任せで、
「ガラス系コーティングにしておきますか?」
んじゃ、それでお願いします、で済ませていた。
しか〜し、今回はフェラーリなのだ。
こだわろう。
コーティング、コーティング…。調べてみる。
ガラスコーティングもいろいろあるのだ。勉強になった。
しかし、ガラスコーティングひとつとってもこれだけバリエーションがあり、それぞれ特徴を変えて競争する。日本的だなぁと関心。日本人ってやっぱり突き詰めていくのが好きな国民だと思う。
ある分野について多くの人間が集まってきて切磋琢磨。多少のちがいを競い合う。ときとしてそれは先鋭的な技術、洗練につながることもある。
まぁ、ある分野に日本人が集中して、あ〜じゃない、こ〜じゃないとやっている間に世界ではまったく違うトレンドが始まってて、日本人のこだわってた分野は袋小路に入ってた、なんてことも多い。
こだわり所、努力のしどことがズレてた、というのはグローバルだとちょっと恥ずかしい。
まぁ日本だけじゃなくアメリカもドイツもフランスも全然ものにならなかった技術開発をしていた例はあるから過度に気に病む必要はなし。
話しがそれた。
コーティングの話し。ガラスコーティングも車体色が暗色と明色で見え方が違うらしい。F12の車体色にコーティングするならその車体色にあったコーティングを選ぶことになる。
今まではディーラーお任せでやってきたが今回のディーラーがこのコーティングをやってくれるとは限らない。
もしディーラーがやってくれなければ納車されたF12を自分でこの施行店に持っていかねばならない。
あまり走行せずに持っていった方がいいだろう。納車されたらすぐコーティング施工店に回送するか…。クルマを受け取ってすぐ施工店に渡すか…。う〜む面倒。
保護フィルム…?
コーティングの検索をしていたら保護フィルムなるものを見つけた。
ボディの表面にフィルムを貼ってキズから保護するというものらしい。
たしかに飛び石のキズには効果的かも知れない。しかも色つきのフィルムならクルマのイメージも変えられる。
このサイトをもっと前に見ておれば…。
フェラーリのリセールは赤が有利らしい。しかし以前、書いたとおり赤いフェラーリはあまりにもフェラーリそのもの、目立ちすぎる、という理由で選択しなかった。
第一、注文するときからリセールを意識して自分の好みでない色を注文するのはせせこましいではないか。(虚勢です。リセール価格はいいにこしたことはありません)
ということで赤ではなく別の色で注文したのだ。
このフィルムを使えば、リセールの良い赤を注文して、納車されたら好みのフィルム色で施工すれば自分好みの車体色で乗る事ができる。
あ〜ぁ 時すでに遅し。