「フェラーリ488GTBとF12」
フェラーリディーラーから488GTBのお披露目イベントやディーラー展示会のお知らせが届いている。
注文したクルマがまだ納車されていないのに別のクルマのダイレクトメールを送るというのはどの自動車メーカーも同じだ。
「現金なもんだ」、とあきれたり、怒ってはいけない。
彼らはクルマを売るのが仕事なのだ。
他者の利益を理解しなければ、自分の利益も理解されない。
そんな事は置いといて、
488GTB。
F12を注文して以降、あまりフェラーリのホームページを見たり自動車雑誌を見たりしていなかったのだ。見たとしてもF12のところだけ。
正直言ってF12を注文したところまでで疲れてしまったというのもあるのだ。
ダイレクトメールが届いてもほったらかしにしていたのだが、
「どれどれこれが458の後継車か?」
と、封を切ってみると、なかなかカッコいい。
「これが最初から候補に入っていれば。もしかしたら買ったかもしれない」、と思い始めた。
フェラーリを購入しようとディーラーで試乗した当時(2015年3月、4月のブログにその頃の事情が書いてあります)、488はまだ発表されていなかった。
ディーラーのセールスマン氏は、
「近いうちに458は後継車種が発表されます。458はオーダーストップです。後継車種が日本で発売されるのはまだ先です。すぐ注文したとしてもお客さまのお手元に届くのは2016年になるでしょうね」
458は試乗したが458には強い興味がなかった。
そもそもミッドシップの458はそれほど強い興味がなかった。
かつて乗っていたミッドシップの経験からして458は強い候補にはならなかった。しかもモデル末期で、新型はまだ発表されていない。
その後継車種もそれほど興味はなく、F12の試乗結果がフェラーリ購入の決め手になった。
しかし、488GTBをウェブサイトでいろいろ検索しているうちにかっこいいと思うようになった。
458よりリアフェンダーの存在感が大きい。コークボトルデザイン(この言い方ふるいですかね)のようにしぼってドアにかかるエアインテークからリアフェンダーにかけてボリューム感を大きくしている。
ネットでは488のデザインに異を唱える向きもあるようだが、わたしは458と同じくらい出来のいいデザインだと思う。458より多少派手、打ち出しを強くした感じでけして悪化したとは思わない。
特にフェラーリのホームページにアップされた488スパイダーのブルーはとても魅力的だ。
オープンで聞くエンジン音はさぞイイ音だろう。
う〜む488GTBいやスパイダー、カッコいい。もしF12試乗の時に488スパイダーを見たらかなり悩んだかも知れない。
価格もF12より安価だし。
早まったか…。