フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「 BMW i8の直6版を」

BMW i8からはじまってM1に話しがそれてしまった。

で、もう少しM1の話し。

M1は2002ターボや3.0CSL、ポルシェ934、935に比べて市販車とは思えないデザインをしていて非常に魅力的に見えた。

市販車ベースのレースカーに大げさなエアダムやオーバーフェンダー、リアスポイラーは無骨でかっこわるく思えた。特にボクシーな2ドアセダンのBMWはひどく不格好に見えた(同じようにヘッドライトを取り去ったポルシェ935も気持ち悪く見えた)。

そんな中、BMW M1(と、ランチア ストラトス)のスマートさや未来感はかっこ良かった。

 

話しもどってi8。

最初の海外試乗会のレポートではあまり好ましいインプレッションがなかったように思う。いわく、「デザインはスポーツカーだが走行感はアグレッシブさがない」、ってものだった。

ところが日本発売された後のレポートは絶賛にちかい。

評価軸を改めたということだろうか。最初のレポートではそれがズレていたということか。

自動車評論家はスポーツカーをインプレッションしていて、

「高級車並みに乗り心地がいい」と平気で書く。

実際にはそんなことはない。かなりオーバーな表現だ。

彼らの書く事はウソではないが、どの基準に対して表現しているのかわからない時がある。

自動車雑誌の評論を信じて購入したら実際には違ってた、なんてよくある話しだ。

 

BMW i8はプラグインハイブリットだけれどもエンジンを直6エンジン換装してもらえないだろうか。単なるミッドシップ・リアドライブに単純化して価格を安くする。シャーシも無理にカーボンコンポジットじゃなくてアルミでいい。これで1200万円くらいならないだろうか。

もしこの仕様で発売されていたらフェラーリ買わなかったかもしれない。わたしはBMW直6は素晴らしいと思う。(ただBMWは経年変化が早いと感じる、それだけがちょっと気になる)

 

え? i8はドアが70cm余裕ないと開かない…?

i8の車幅1940mm。F12の車幅1942mm。変わらない。

スポーツカーのドアはたいてい長い。そして厚い。この長くて厚いドアは開くスペースが狭いところではとても使いにくい。

基本的にドアは軽自動車みたいに短いくて薄い方が使い勝手がいい。スタイルを別にすれば。

んでi8のドアは70cmの余裕ないと開かない。これはマズい。

F12の車庫で四苦八苦しているのだ。i8を納める車庫はより苦労することになる。

安全性や走行安定性の要件もあるだろうが車幅は1850mmくらいいいところだと思う。

また車幅の話しになってしまった。