フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「フェラーリ買って減価償却 それで…」

フェラーリを経費にすると書いてきました。

保険料、車庫代、整備代、ガソリン代などを経費にすると…。

じゃ、フェラーリの車両代は?

これは「減価償却」という経費にします。

減価償却はググってください。すぐ出てきます。

減価償却とはクルマのように何年間も業務に使用する固定資産を経費化する方法です。

業務に使用する固定資産ってなんでしょう。

え〜と…。製造工場だったら工作機械や製造装置だったりします。クリーニング店なら洗濯装置や乾燥装置です。

 

フェラーリを購入します。3000万円の新車か、1500万円の中古車か、どちらでも構いません。

その購入代金を減価償却します。

減価償却は耐用年数で計算します。

耐用年数ってなにかと言うとそれぞれの固定資産を何年で償却するか(費用化するか)を法律できめたものです。 普通自動車なら6年と決められています(中古車は6年ではありません。もっと短くなります)。 ちなみにフォークリフトは4年。バイクは3年です。

非常に大雑把な計算ですが(実際には細かな計算式で算出します)3000万円のフェラーリを6年の耐用年数で減価償却すると1年で500万円を経費化できます。毎年500万円、6年間で3000万円です。

この減価償却費(一年分500万円)を従業員の給与やガソリン代と同じように経費にします。

 

さてフェラーリの車両購入費や保険料、整備代、ガソリン代などを経費にすることはわかりました。

で、最後。

売上げ − 経費 = 利益

の売上げの部分です。

これまでフェラーリで行う様々な営利事業を想定して、フェラーリにかかるお金を経費化することを考えてきました。

このフェラーリの営利事業がいきなり儲ってしまえば良いのですが、なかなかそうはいきません。

お金儲けはそんなに簡単なものではありません。

はい。そこで今あなたはどんな仕事をしてますか。

サラリーマン? 自営業? 

その収入には税金がかかってます。普通は…。

フェラーリの営利事業をする(税務署に営利事業として認められることが大事。何度も言いますが…)、そのフェラーリの営利事業で赤字が出ても、いまあなたが払っている税金が軽減されます。

今、いくら税金払ってますか?

あなたの想定するフェラーリは保険料がいくらくらいになりそうですか? 30万円? 20万円? 駐車場代は一年いくらくらいになりそうですか? 24万円? 36万円? 減価償却は…フェラーリの新車を買うか、中古車を買うかで全然違うので想定しにくいですね。

さて、先ほどの話し、現在払っている税金の額はいくらですか?

100万円? 30万円?

フェラーリの営利事業を行い経費計上することでいま得ている収入にかかる税金が軽減されます。

ただ税金の額よりフェラーリの経費が大きいからと言って税務署は補填してくれません。 税務署はお金くれません。税金の額を軽減してくれたり、後から返してくれたりはしますが、お金はくれません。為念。

長々と何日間にも渡って書いてきた結論です。

税務署が認めてくれたフェラーリの営利事業を行い経費計上することで現在支払っている税金を軽減してフェラーリにかかるお金をすこしでも安くしよう、ということでした。

はい。 あんまり夢のある話しにならなかったです。

ショボーン (´・ω・`)