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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「フェラーリF12 感触、変わってきた」

エンジンをかけた瞬間の印象をもう一度書こうと思う。

ステアリング上の赤い円形の「ENGINE START」ボタンを押すと、

ドゥル、ヴァオン!

(前回と違う字で表しました。耳に残った音を思い出すと「ブ」というより「ヴ」、さらに言えば「ヴ」と「フ」の間くらいの感じがする。それに「オーーン」と伸びる感じではなく一発、短く吠える感じなのだ)

さて、この「ヴァオン!」が強烈な音量で響く。炸裂、いや爆裂すると言ってもいい。この2秒足らずの音が強烈に耳をつんざく。 そしてその後も、

「ヴァオーーー」、

とあたりをはばからぬ音量でアイドリングを続ける。

回転が落ちてくるまで約90秒の間この音量のままだ。

正直言ってビックリである、と同時にこう言いたくなる。

「馬鹿だよ〜これ〜っ。でもおもしろい」、

という気分だ。

イイ大人がこんなのよろこんでて良いのだろうか。

もしかしてわたし4000万円払って他人から非常識と笑われてんじゃないだろうか…。 そう思う。 でも…、正直に言う、

「非常識だけど、おもしろい!このエンジン音」

 

オートモードでアクセルを踏込まずに走っているとほとんど2000〜2500rpmで事足りている。

この回転数では低くうなるだけで外部に騒音をまき散らすこともない。ただ静かかと言えばそんなことはない。腹に響く低音が車外と車内に響いている。夜の住宅街の路地では目立つだろう。

最近は直管マフラーのバイクなど走っていないが、(わたしが高校生の頃はあの手のバイクの全盛でありました)あの排気音がさらに図太く低音になった感じである。

今日の目的は、初期のあたりをつけたいということ、そしてF12の基本操作と車両感覚を身につけたい、その2点だ。

初期のあたりはいつつくのかわからないが、走らない事にはなんにもならない。もしかしたらあと50kmでつくのかも知れないし、500km走らなければいけないかも知れない。

一般道を走りながらサイドミラー、バックミラーを調節する。バックミラー、サイドミラーは昨日小さい印象だったが慣れるとまったく不自由はない。サイドミラーに強い歪みはなく自然な鏡像を結んでいる。

サイドミラーとバックミラーを併用すればF12の後方視界に不安は感じない。このあたりはミッドシップとはまったく違う。

おとなしく50km/hくらいで流しているとギアは3速まですぐシフトアップする。2-3速のギアチェンジにほとんどショックはない。1-2間のシフトはアップ、ダウンとも多少ショックが生じる。なめらかとは言いがたい状態だ。

1時間ほどあちこちを走り距離を稼ぐ。なるべく市街地を走ってストップ&ゴーを行った。オドメーターが220kmを超えたくらいから滑らかになってきた気がする。信号が青に変わってアクセルを踏込む、アイドリングから回転が上昇してF12が動き出す瞬間が滑らかになっている。昨日はこれがひどくギクシャクしていた。エンゲージの瞬間に路面の段差を乗り越えるような挙動があったのだ。

運転に緊張しなくなってきたところでスイッチ類をいじってみる。

左メーターはエンジンを始動した状態では水温計と油温計が表示される。スイッチを切り替えることで油圧計、電圧計に切り替わる。油圧計はアクセルの踏み加減に反応しぴくぴくと動く。そういえば、いままでのクルマで油圧計に見入ったことはほどんどない。

カーナビも表示してみる。 この右メーターに表示されるナビゲーション画面は小さい。どうしようもない小ささだ。(この液晶画面の小ささは2月29日にバックガイドモニターについて書いた通り)。

100m尺単位のナビゲーション画面を映し出すが文字も道路も小さく細い。感覚的には初期のスマートフォン(iPhone4とか)の画面に100m尺のグーグルマップ映して思いきり腕を伸ばして見た感じだ。尺を50m単位にするとかなり見やすくなった。

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なんのことはない、F12のカーナビはアルパインNVA-HD555なる機種。 フェラーリはアップルのCar Playに移行していくそうな、正解だと思います。