フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「F12 2日目終了」

F12をクルマが入ってこない駐車場でフルロックまでステアリングを切り八の字を書いたり、すこし早めに後退したりする。短時間であってもこれをやると自分の感覚がクルマに馴染むような気がする。

まだ2日目なので今日はやらないが、車両寸法を把握するために低い速度でステアリングを大胆に切り、すこし強めに加速したりブレーキをかけたりする。これを繰り返しているうちに自分の感覚がクルマに馴染むのだ。むかし仕事で営業車が新しくなると毎回ひそかにやっていた。

もっと慣れたら昔のいすずジェミニのコマーシャルみたいに走らせたいところだ(ウソです。YouTubeで「いすずジェミニCM」を検索したらたくさん動画が出てきた。「街の遊撃手」、なつかしい!是非さがしてみてください)。

 

ガレージに戻る道をたどりながら、左側の白線に左ミラーを合わせようとミラーの鏡像に白線を映してみる。やっぱり幅広いと思う。 別に日常で車体を数センチのすき間に走らせているわけではないが、やっぱりこの幅の広さは気になる。

 

本日、気付いたことを羅列する。

パワーウィンドウのスイッチはやっぱりドアに付いていたほうがいい。 ドア側にスイッチ類を付けることはコスト高になるのだろうか?(むかしはそうした話しを「ごもっとも」、と納得しましたが…)。 パワーウィンドウのスイッチだけでなく、パワーシート調節スイッチもやっぱりドア側にあった方が良いと思う。

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リバースギアのスイッチは使いにくい。スイッチの位置がドライバーから遠すぎる。現在の位置は根本的にレイアウトミスだろう。そもそもスイッチでRギア切り替えというのが気に食わないのだが、それは好みの問題として、スイッチ位置はもっとドライバーに近い必要がある。F12は電動パーキングブレーキだから手で引くサイドブレーキのレバーは存在しない。できればその近辺にしてもらいたい(その近辺にくだんのパワーウィンドウスイッチがある)。技術的になんの問題もない筈だ。

サイドミラーの折りたたみスイッチは独立したボタンが良い。いまのスイッチは、左右どちらのミラーを調節するか選択する切り替え中に誤ってミラーが折り畳まれてしまう。サイドミラーのスイッチなんぞフェラーリはサプライヤーから購入するだけで自ら開発はしていない筈。不便な物に気付かず調達しているフェラーリ担当者が悪いし、この程度の物を持ち込むサプライヤーも悪い。フェラーリが目利きのバイヤーを数人雇えば済むと思う。もっともバイヤーとサプライヤーの関係はとても複雑。QCD(品質・コスト・納期)で割り切れるなんてきれいごとだ。特フェラーリはイタリアだから理由にならない理由がありそうだ。

サイドミラーのスイッチはあきらめます。

 

今日一日でかなりアタリがついたように思える。良い傾向だ。昨日F12を降りた時に感じた重い気分はない。すこしだがF12が自分の近づいてきた気がするし、F12が柔らかくなってきた気がする。

まだ、ガソリン補給をしていないし、雨も降っていない、夜も走っていないのでそのあたり使い勝手はまた後日。