「フェラーリF12諸元 イッキ読み ウォッシャー、バッテリーコンディショナー」
フロントフードウィンドウウォッシャーはワイパースイッチを強く引くことで噴射され同時にワイパーも作動する。
ワイパーが作動中(オートモードであれ連続作動中であれ)もスイッチを強く引けばウォッシャーは噴射される。
本日はワイパーを使う機会はなかったのでこのワイパースイッチの使い勝手はわからない。
心配なのはこのワイパースイッチ、スイッチ位置が変化しないということだ。押してもスイッチの位置は変わらない。動作状態をスイッチで目視することはできない、…とこのワイパースイッチは不安だったのだが、オーナーズマニュアルを読んで合点がいった。
ワイパーの作動状態は左側ディスプレイに表示されるのである。OFFなら表示されないが、スイッチを押せばワイパーがどの状態なのか(オートモードなのか、低速連続なのか、高速連続なのか)表示されるのだ。
イタリア人もさすがに気付いたのだろう。
ヘッドライトウォッシャーはヘッドライトをロービームで点灯中にウィンドウウォッシャーを作動させると一緒に噴射される、ごく単純なロジック。
ヘッドライトウォッシャーを何回か作動してから噴射するとか複雑なことはない。
バッテリーコンディショナーの記述は、
「車両を一週間以上使用しない場合、バッテリーを完全な作動状態に保つためバッテリーコンディショナーを接続することを推奨します」、
とある。
一週間?セールスマン氏は一週間とは言わなかったと思う。2週間は大丈夫、3週間はきびしい、くらいだったはず。ホントはどうなんだろう…。
バッテリーコンディショナーはノートPCのACアダプターを一回り大きくしたような形状。ちなみにバッテリーコンディショナーをつないだ状態ではスターターは回せない、とある。
ちょっと安心した記述もあった。
バッテリーコンディショナーを接続したらトラックリッドを閉めてよいのだ。
開けっ放しにするのかと思っていたのだが違った。 まったく他人が入ってこない、そしてホコリが落ちてこない個人のガレージ(フェラーリオーナーはそういうガレージを持っている方が多いそうな…)なら良いだろうが、わたしの車庫の事情はちょっと異なる。トランクリッドは閉めて鍵をかけたいのだ。
都内のオフィスビルやホテルの地下駐車場を月極契約してフェラーリを停めているオーナーの方も事情は同じだろう。(電源つなぐには了解が必要でしょうが…)