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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「F12とシンゴジラ」

映画シンゴジラを見た。

親に連れられて映画館でゴジラを見た頃、ゴジラは正義の味方になっていたが、シンゴジラは第一作のリメイク版なので悪役だった。

わたしはゴジラは人類の味方、という子供のころの思い込み(キングギドラやヘドラが悪役だった)があり、ゴジラが無表情に日本を破壊するのに違和感がある。

まぁ、そんなことはさておき、シンゴジラはおもしろかった。すでに公開から2ヶ月を過ぎようとしているがまだ席はかなり埋まっていた。

映画では自衛隊が活躍している(実はわたし自衛隊のファンです)。

劇中、自衛官役のピエール瀧がゴジラ掃討作戦に失敗した後、

「攻撃ばかりが華じゃない…」、

と住民の避難誘導に向かうのだが、このセリフに象徴されるように自衛隊はまことに真面目、まっとうに描かれている。

かつて営業の仕事をしていたときたまに路上で自衛隊の車両にでくわした。自衛隊の幌トラックに隊員が乗っているのを見るにつけ、

「あの人たちの方がわたしより、よほど人の為になる仕事をしているのではないか」、

と思った。実は今もその思いは変わらない。

シンゴジラでは自衛隊の航空機や車両がたくさん出てくる。

軍事車両、軍事機器はカッコ良い。スタイリングのかけらもない、機能しか考えていないのが潔い。 それにくらべるとフェラーリってなんなのだろう。

フェラーリは所詮、趣味やはたまた虚栄に供されるものであって、危機や緊急性の前ではまったく不用、どころか邪魔、いや不快な物でしかない。

 

ことしの夏は天候に恵まれなかった。

関東に住んでいるが夏らしかったのはお盆休み前まで。お盆休みに入ったら曇りや雨、台風ばかり。

で、F12も炎天下を経験したのは2回のみ。真夏の気温でF12の水温、油温はどれほど上昇するのか興味を持っていた。

考えてみればF12に乗るまで水温、油温、油圧を気にしたことなどほとんどない。乗用車なら日本車やドイツ車に関わらず真冬の始動以外、水温を気にすることなどない。

じつはF12以前に乗ったドライサンプ車でも油温、油圧はほとんど気にしなかった。大体、取扱説明書や諸元をしっかり読み込んだのはF12を置いて他に無かったのだ。

F12は水温120℃以上が警告、油温150℃以上が警告、さて炎天下ではどうなるか。

炎天下渋滞に巻き込まれると水温105度をさした。120度の警告までは余裕がある。

高速道路で7000回転前後で回し続けてから一般道に出て信号で停止した時は110℃を指していた。これがいまのところもっとも高い水温。油温もほぼ同じ温度を記録している。

油圧はアイドリングでは2bar前後、アクセル踏込んだ瞬間に5bar前後に上がる。油圧計はピクピクとはげしく上下し視認しづらい。

セールスマン氏いわく、

「現在のフェラーリはオーバーヒートなどまず起こりません。神経質な部分はほとんどありませんよ」、

と言っていた。いまのところセールスマン氏のおっしゃる通り。

と、さきごろ、そのセールス担当者が変更になった。部署異動か退職か。

輸入車ディーラーは転職が多いと思う。輸入車ディーラーに限らずどこの業界も三十代半ばまで勤められるか(三十代半ばまで続けて実績と自信をつけられるか)が分かれ目なのだろう。三十代半ばまで続けられればなんとかその後のキャリアも積んでいける、ということか…。

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納車した翌日に撮影したF12の左側メーターに表示される水温、油温計。 アナログメーターを模してデザインされているが、実際にはカラー液晶で視認性は非常に良い。スイッチで表示切り替えする。エンジン始動時は写真の水温、油温表示、切り替えると次は油圧、電圧計表示になる。