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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「もし、クルマを◯◯台買えるなら」

前回、こどもの頃のから続けているクルマ妄想の話しをしたけれども、そのつづき。

子供の頃、親にねだって買ってもらう本に必ずクルマ年鑑(正確な本の名前はわすれた)があった。

日本のクルマ、外国のクルマ、バイクも掲載されていた。

その年鑑を穴があくほど繰り返し見ながら、自分が買いたいクルマを、あれを一台、これを一台と、夢のような想像を続けていた。

ただしその想像(というか妄想)にも基準があった。

それはその時、発売中のクルマに限るということだ。

いま買えるクルマが欲しい。発売されていないクルマは買えない。マッハ号もサイクロン号もカッコいいけれど売っていないのだ。

夢のような想像であっても買えるクルマが基準なのだ。

「大人になったら大金持ちになって好きなクルマを何十台も買うぞ」、

40年前、わたしの志だった(程度の低い志だなぁ)。

 

むかしばなしは後のゆずるとして、前回F12ともう一台だけクルマを買えるとしたら何にするか、その一台はゴルフ7だと書いた。

F12は458などミッドシップフェラーリにくらべ多少地味な感じがするけれどやはり目立つ。F12ともう一台をそろえるならばゴルフ7はよい一台だ。

ではもう一台加えて、3台ならどうするか。

F12とゴルフ7ともう一台なら。 

さぁ迷う。わたしの選択肢は二つにわかれる。

ゴルフ7よりも大きな4ドアセダンか、F12と違って日常の買い物、通勤にも使えるスポーツカーか。

いまどきの選択ならSUVが入るのだろうがわたしはSUVに魅力を感じない。

大きな4ドアセダンで思い浮かぶのはレクサスLSやSクラス、BMW7、アウディA8、ジャガーXJはだけれども、LSとXJはモデルが古く、アウディA8はDCTなので選ばない。

これはあくまで私見だけれども、大型セダンにDCTは不利だと思っている。

低速でアクセルオフしてブレーキペダルに踏み替える一連の動作のなかで、低速ギアで吸い込まれるような(前のめりになるような)エンジンブレーキが発生した後、踏み替えたブレーキペダルによる減速が2段階で発生する。

制動Gは緩やかに始まり増減を感じさせず消えるように無くなるのが理想だ。

エンジンブレーキの制動Gとブレーキペダルの制動Gの二つの増減を身体に感じさせるなど高級車とは言えないのではないか。

いつだったか酔客のわたしが乗ったタクシーは快適そのものだった。

車両はクラウンコンフォートだから普通のタクシーと変わりはない。

しかし、そのタクシードライバーは交差点を曲がるにも、信号で停まるにも車体にかかるGがまことにスムーズ。

横Gも前後Gも緩やかに立ち上がりその間、増しも抜けもなく綺麗に消えていく。

目をつぶっていると、減速しているなぁと感じるがいつの間にか完全停止している。

あれっ停まってたんだ、と思う。

アルコールが入って饒舌だった僕はそのタクシードライバーに、

「クルマがいつ停止したのかがわからない。あなたのブレーキの掛け方は、今までの乗ったタクシードライバーの中でもっとも上手い」、

と言った。

ドライバーまんざらでもない、という顔で少し笑った。

それからしばらく、スムーズな加減速GとロールGについて、ベテランタクシードライバーと酔客の運転談義がつづいた。

話しが反れた。

と、いうことでDCTのアウディA8は3台目には選ばない。 

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