フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「F12とのお別れ」

さぁ、F12を手放す前にどこを走り、どんな場所で撮影しようか。今までクルマを手放す時もそうだったからF12も同じようにしようと考えている。

写真はあまり上手くない、持っているカメラは普通のコンパクトデジカメ。撮影する写真はこれからF12を思い返すきっかけにする。だから写真の上手い下手よりもF12の各部分をこれでもかというくらい細かく撮るつもりなのだ。

 

まずはF12の外観の全体撮影。前後左右、斜めを撮るのはもちろんだが、人の目の高さからだけでなく、クルマのシートに座ったくらいの高さでも撮る。ドアやリアハッチ、エンジンフード、給油口も開けた状態で撮る。ステアリングをきった状態でも撮る。薄く暗くなるまで待ってライトの点灯状態も撮るつもりだ。

最近は俯瞰で撮ることも心がけている。ただ、なかなかクルマを俯瞰できる場所が少ない。歩道橋の上から撮るのが良いのだが、路駐で迷惑をかけず、かつカメラを構えてためつすがめつしていられるところが見つからないのが悩みだ。

次に外観のディテールを撮る。エンジンフードの中、ドアの断面、給油口、リアハッチのダンパー、ウェザートリップ、ライトとボディの境目、ホイール。これでもかというくらい細かく撮る。

車室内はカメラをひいて構えられないから撮るのはむずかしい。スイッチ、レバー類、ステアリングコラム、ドアヒンジ、コンソールボックスの中、とりあえず目に付いたところは全部撮る。最近のデジカメはマクロが寄れるので助かる。むかしのフィルムカメラに比べて大進化だ。

最近のクルマはメーター表示が切り替わるものが増えた。F12も左右メーターが切り替えられる。右メーターは速度計とナビゲーション、ラジオ表示に切り替えられるし、左メーターに至っては覚えきれないくらい(実際に走行中切り替えたことのないモードは◯◯モード)。これらも全部撮影するつもり。

さて、これらの撮影をどこでするか。ざっとこれらの撮影をするのに小一時間はかかるのだ。

路上では無理。どこか広い所で余計な物が写り込まない場所が良い。今までは平日の箱根とか湾岸工業地帯、朝一番のアウトレットパークの駐車場で撮っていた。どこか良いとこご存知ありませんか。

前日に入念に洗車をせねばならない。最後だから自分でやるつもりだ。洗車はけして上手ではないと思うがF12最後の洗車だから自分の手でやるつもりだ。

実はF12を買うにあたり買い揃えた洗車道具がある。あまり出番はなかったが最後になる今回は総動員するつもりだ。