「フェラーリを買った理由2 」
色々なクルマに乗った感想、
「クルマは面白いけれども割高なのではないか」、
そんな結論をもちつつあった頃、ふと思った。
「まだあるじゃないか。フェラーリが」
あれこれと興味ある様々なクルマに乗り換えていたが、フェラーリという車名は思い浮かんでいなかった。フェラーリを始めとしたスーパーカーは別格というか実用に供せない異常なクルマ、と思っていた。自分が乗るのは実用に供せる通勤にも買い物にも使えるクルマが基準だった。(といってもミッドシップカーを買った時にはその基準は緩めていたが)
「フェラーリか…」
フェラーリはいつも絶賛だ。雑誌でも動画でもフェラーリをけなすものはまず出会えない。それらが百パーセント信用できないのは承知している。でもそれはフェラーリに限らずアウディだって、BMWだって、メルセデスベンツだってそうだ。雑誌、動画の評価とかけ離れている出来の悪い車種がある。
う〜ん…。でもフェラーリだぞ、フェラーリ。名車中の名車だ。多少のおかしいところがあっても別に構わないだろ。イタリアで作ってんだし。
「フェラーリ。最後に乗ってみる価値はあるんじゃないか」、
クルマに対してマンネリを感じていたわたしの頭の中に光明がさした気がした。脳裏に後光に照らされたフェラーリ様が印象化した。
「そうだフェラーリに乗らにゃ、フェラーリに」、
「いまの私が乗るべきクルマはフェラーリなのだ」、
「最後のこだわりにフェラーリに乗る」、
…と、いうことで本ブログの第一回につながっていくことになる。
んな、わけでフェラーリに乗った後はわたしのクルマ遍歴は収束に向かう、というある種の規定路線がフェラーリ購入前からひかれていたのだ。
いや、実はフェラーリという究極のクルマに乗ることで、まったく予想もしないクルマ指向が発生する、狂気のクルマ遍歴が始まったりする(かも)という危惧とも希望とも言える高揚感を持っていた。
以上が、フェラーリ購入の動機というか、購入にいたる経緯でありました。
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