「フェラーリF12諸元 イッキ読み ヘッドライト、ワイパー」
ヘッドライトはダッシュボード上のダイヤルスイッチで行い、ハイビーム/ロービーム、パッシングはステアリング上のボタンを押し引きして行う。
ライトはオートモードがあるので暗くなると自動で点灯する。
ステアリング上のスイッチは表裏のある形状でドライバー側から押すこともできるし、ステアリングコラム側から引く(押し戻す)こともできる。
ドライバー側から左手親指で押すことでロービームからハイビームにし、中指か薬指で裏側から押し戻すことでハイビームからロービームに戻せる(親指でもう一度押してロービームに戻すこともできる)。
パッシングは裏側から強く押し戻す(というか、強く引く)ことで作動する。
今日操作した感じではこのスイッチの押し感は心地いい。
アダプティブヘッドランプは水平方向にセンター寄りに8°、外側寄りに15°、制動中に上方向に最大1.9°、加速中に下方向に最大1°光軸を調整する、と取説に書いてある。
このフェラーリのAFS、今日地下駐車場を走った感想ではかなりよく動くと思った。
同じ機能をうたう何車種かでこの地下駐車場を走っているが、F12のAFSはステアリング操作に敏感に光軸が動いていた。
もっともこのAFSという機能、お題目ほどの効果は実感したことがない。まぁ多少先が明るいかなぁ、というくらい。安全性が非常に向上する、ということはないと思っている。
かつて日本車はこうした電装品の進歩は早かった(くだんのAFSも小糸製作所が量産化したはず…)。
ちょっとキワモノだけれどドアミラーワイパーとかサイドウィンドウワイパーなんて物もあった。当時は単なるギミック、車の本質性能から逸脱したアクセサリーと揶揄されていたと記憶する。
わたしは子供だったので小さなワイパーが動くのを想像するだけでわくわくした。おもちゃ感覚というか、ロボットのようで好きだった。(サンダーバード少年でした)
実際には雨滴がついたミラーやサイドウィンドウは見にくいから至極、合目的的な装備で、馬鹿にされる程のものではないのだが。
このF12のヘッドライト、ハイスピードで走行するときの照射性能はいかほどなのだろう。まだ夜間の高速道路を走っていない。そのうち夜の高速道で確認してみよう。
ワイパーはまだ作動させていない。スイッチはステアリング右についている。ステアリングを握った右手で操作する。
ヘッドライトのスイッチと同じように親指でドライバー側から押すことと中指か薬指でステアリング裏側から引くこともできる。
レインセンサーが付いているので雨滴を検出し作動速度を調整する。
親指で一度、押すことでワイパー作動を始める。この時はレインセンサーで雨滴を検出するオートモードなので最初の一拭き以降はセンサーの検出に応じて作動する。もう一度押すと、連続作動、さらにもう一度押すと連続高速作動する。
連続高速作動しているときにスイッチを一度引くと連続低速作動にもどり、さらにもう一度引くと、オートモードにもどる。さらにもう一度引くとワイパーOFFになる。 ワイパーOFFの時、スイッチを引くと引いている間、高速で作動する、いわゆるミストモードになる。