フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「信号と交差点と男の子 F12」

信号の交差点の話しのつづき。

信号で止まらなければ道路も痛まない。交差点近くの路面が荒れるのは時間当りの荷重が大きくなっていることと発進減速ですり減るからだ。

どおも警察(信号は警察署の管轄)は、クルマは止めりゃあ安全、くらいの思っている気がする。 でもクルマはスムーズに走らせてこそ価値が高まる(スムーズにクルマが動くことで時間が節約され、燃料、排気ガスが削減され、騒音の発生を少なくなる)わけで、信号制御も意識を変えて新システムを導入してもらいたいもんです。

ついでに信号の交差点で思い出したことが。

…いつの頃からかバスが交差点内で一時停止するようになった。右折でも左折でも一時停止する。バス会社によってドライバーにルール付けているのかも知れない。

でも人影もない、近づいてくる自転車もない交差点で一時停止するのはおかしいのではないか。バスだから加速も減速もゆるい。ゆっくり交差点内に入って一時停止、ゆるゆると加速して交差点から出ていく。バスが2台も連なってこれをやると通行量が落ちる。安全の為とは言え渋滞を引き起こす。やりすぎなんじゃないだろうか。

もっともこれは車道だろうが歩道だろうが交差点内を速度も落とさず突っ切るバカ自転車の存在大きいのだろう。歩行者をすり抜けて自転車がスピードを出して横断歩道を渡る。 左折するドライバー、左折するドライバーにとって脅威だ。

自転車の速度はかなり早い。あの速度を踏まえて尚、クルマの運転者側に注意義務を強いるのは酷なのではないかと思う。

わたしは自転車もバイクを同じようにナンバープレートを付けるべきだと思うし、徴税の対象にするべきだと思う。免許制はいらないと思うが、自転車に乗る為の写真入りの許可書を交付して、取締りと反則金徴収は大いにやるべきだと思う。

それとクルマと歩行者の事故なら過失割合でクルマが不利という習慣的な裁定も見直すべきだと思う。50年前ならクルマの動きを知らない歩行者がいても不思議でなかったが、現代人は充分クルマの動きを理解している。歩行者の動きが如何にクルマにとって脅威か、理解は進んでいる筈だからだ。

 

この前、F12で信号に停まっていたら、8歳くらいの男の子の自転車が母親の自転車と並走して現れた。F12を指差して、

「これフェラーリだ。ママ」、

最近の子供はあまりクルマに興味はないと思っていた(いやクルマに興味がないというよりフェラーリだ、ポルシェだと、スポーツカーに興味はないと思っていた)ので意外だった。

男の子はママの方を見ながらF12を指差したものだから、自転車が傾いて転んでしまった。

泣き出したら気まずいなぁ、と思いながら見ていた。案の定泣きはじめてしまった。

「よそ見するからよ!」、

などとママは怒っている様子。

やれやれ、とんだ悲劇の原因になってしまったものだF12。

最近ますますこのクルマに乗るのがおっくうになってきた。

 

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