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フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「F12 ブレーキの感触」

F12のブレーキはカーボン製がついています。今日はそのブレーキについて書きます。

買う前は、フェラーリのブレーキはすごいのかも知れない、と想像していましたが乗ってみれば、しごく普通。すごい剛性感があるとか、タッチの感覚が違うとか、シューの感触が伝わるとか、そんなの無し。いや無しというか目立った感動は無し。

で、F12のブレーキは意外やストロークでコントロールする普通のファミリーセダンと同じタイプのブレーキなのであります。

かなり以前に自動車雑誌で読んだ記憶があるけれども、ブレーキのコントロールはストロークで加減するべきか、踏力で加減するべきか、という問題。

これブレーキの加減をストローク(ペダルの踏み込み量)で設定するか、踏力(ペダルを踏む力)で設定するかの議論だった。

その時は、何の気なしに踏んでいたブレーキの設定が、ストロークと踏力の二つに別れる、というのを知って勉強になった。

記憶だが、わたしが子供の頃に乗ったクルマのブレーキは踏力で設定されていたと思う。昔のブレーキペダルは硬かったのだ。強い制動を得るにはペダルをグイーッと強く踏まねばならなかった。

しかし、免許を取って乗ったクルマはブレーキペダルがよく動く。子供の頃、運転した時から8年くらいは間があいていた筈だ。わたしが子供の頃に乗った車は昭和40年代半ばのクルマだったから免許をとって運転を始めたクルマまで123年の時間差がある。その間に日本車のブレーキは変わったのだ。

最近のクルマは踏めば踏むほどトーボードに近づいていく(そう、このあいだクラウンの2.5リッターアスリートに乗って、信号待ちでブレーキを目一杯踏んでみたら際限ないほどストロークした。別にヤワとかいう感触はなかったがちょっとびっくりした)。これは衝突時の怪我を配慮したり色々あるのだろう。

踏力で加減するタイプは非力な女性や老人は使いにくい、ストロークで加減するタイプの方が扱いやすい、というのも聞いたことがある。これで良いのだろう。

 

F12はブレーキの能力自体は高いと思うしミシュランパイロットスポーツのグリップも良い。しかしストロークが深いので結果的に必要なブレーキ力の手前に相応のストローク(踏込み量)をこなさなければならない。個人的にはもう少しストロークが浅い、踏力よりの設定にならないのかと思う。

もっともこれは左足ブレーキを多用する私の事情によるものかも知れない。

左足ブレーキは、左足靴底をブレーキペダルに触れるか触れないかくらいの位置に置く。必要になったら左足の足首の動きだけでペダルを押す。この左足の動きは右足全体が移動してかかとの接地と共のペダルを踏みこむ右足ブレーキより動作自体は小さくなりがちだ(あくまでわたしの左足ブレーキの場合)。

大胆にグイッとブレーキペダルを踏むには右足ブレーキの方が良いのかも知れない。そうであれば初期の踏込み量の大きさも気にならない筈なのだ。

 

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