フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「あれこれ思うこと2」

あけましておめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします。実際には大掃除が終わった後、一杯やりながらダラダラと書いてます。いつも以上に思いつくまま書いてみます。…では、前回のつづき。

 

アダプティブハイビームの車に乗っている。街中ではハイビームになることはまずないが、大通りを離れて走るとハイビームに切り替わる。そのとき前走車がいるとそのクルマに直接ハイビームが照射しないように調節しているのがわかる。

その道は谷の切り通しのようなところを通っていて道路の両脇に壁が迫っている。前走車とその横の壁面がすこし暗くなっているから、くだんの機構が作動して前走車にこちらのヘッドライトが直接当たっていないのは確かだ。

ヘッドライトが直接(またはミラーを通して)目を射ることがないのは大変結構なことだ。でも直接、光源が目に入ってこなくても、いわゆる後光、グレアのような光をリアウィンドウやミラーに感じのではないか。これもかなり視界を遮る。ただ、これすらもなんとかせよ、というとヘッドライトの技術者は頭を抱えるかもしれない。

グレアを下げるメガネなど開発されないだろうか。以前、夜用の偏光サングラスを試したが多少ギラギラが抑えれた程度であまり効果は感じられなかった。夜間のヘッドライトのまぶしさをやわらげるカラーレンズというのも試したが効果は薄かった。リアウィンドウやサイドミラーに貼るフィルムでもよいのでなんとかできないものだろうか。

ちなみにバックミラーは自動防眩タイプよりも昔ながらの手で動かす防眩ミラーの方が効果が確実で好きだ。自動防眩式はその反応レベルがよくないし、防眩効果が低い。しかもミラー全面が防眩にならず外周数ミリは普通のミラーのままだ。これ自動防眩ミラーが市販されて以来、まったく改善されないままだ。「一つ一つこだわり抜いて作り上げました」、なんぞと強調するL車だって変わらない。こういう不完全なものを平気で売りつづけるパーツメーカー、なんの疑問も抱かず買い続ける自動車会社の購買部門ってなにをやっているんだろうか。

いかん、酒のせいで愚痴っぽくなった。不完全な自動防眩ミラーはいらんから、はやく全てのクルマに電子ミラーがオプション化されるのを待っている。電子ミラー、カモーンだ。

 

クルマのヘッドライトはずいぶんと進歩したがミニバイクの灯火器はプアのままだ。ミニバイクの灯火器の問題はそれ自体が暗いということに加えてミニバイクそのものがクルマの陰に隠れやすいということだと思う。車線の端、クルマの側方を走るミニバイクは並走車からも対向車からも見えづらい。

大型車が混走する混雑した道で車線変更をする場合や対向車線をまたいで右折する場合、クルマの陰を走ってくるミニバイクの見えづらさはとても危険である。

ミニバイクにヘッドライトとは別に、特徴のある色の光を上方や路面の側方に照射したらクルマの影を走っていても並走車や対向車に存在が感じられのではないかと思う。

 

ミニバイクついでにいくつか。

左折で歩道をショートカットするミニバイクを見かける。センターラインをオーバーして平気で追い抜きをしていくのも見かける。ミニバイクはなんでもあり、すり抜けこそバイクに乗っている意味があると言わんばかりだ。そうしたミニバイクが斜め前を走り出したりすると嫌悪感を覚える。「クサい排気ガスを出すんじゃない、どこかに消えろ」と毒づいてしまう。 

わたしはバイクに乗っていたことがある。バイク自体は嫌いではない。環境が許せば、また体力が許せばまたバイクに乗りたいと思う。モンキー125いいなぁ…。