フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「フェラーリを注文したの巻4 納車までの日数」

売上の安定は企業経営で一番良い状態だ。景気が悪くても売上が下がらない。なにより大事な条件である。会社には一定の売上金額がはいるので資金繰りも滞りない。常に計画内で人員、設備の更新が行える。売上が安定していれば広告宣伝も一定のイメージを保ちながら変化させていくことが出来る。良い事ばかりだ。

売上が急に上昇しないのも良い。人が足らない、設備が間に合わない、品質が低下する、納期が遅れる、資金が回らないといったことが起きない。

前回、書いた販売台数のデータはあくまでフェラーリの日本国内の販売台数の値だ。輸入販売台数であって生産台数ではない。製造業の値というより小売業の値だから、上の設備の更新うんぬんの記述はちょっとズレているかもしれない。

スポーツカー専業メーカーの販売台数のことを書いてきたけれど、ポルシェのことを書いていない。ポルシェの輸入台数は94,485台(1968年からの累計)でスポーツカー専業メーカーとして圧倒的な台数を輸入している。ポルシェは4ドアセダンのパナメーラやSUVのカイエン、マカンを販売して純粋なスポーツカーメーカーとは言えなくなっている。台数は今後も増えるのだろう。

 

この前、書いたとおりフェラーリを注文した。その後連絡は一切ない。ほんとに何にもない。手付金◯◯◯万円は銀行振込だがら領収書は発行されない。振込記録があるから領収書は要求していない。言えばもちろんすぐ発行してくれるのだろうが…。

そういえばフェラーリからメールが来た。契約のときに必ずメールアドレスを書いてください、と言われたので書いておいたのだ。フェラーリのHPhttp://auto.ferrari.com/ja_JP/のオーナーサイトにログインしてパスワードを入れるようになっていたのでIDとパスワードを取得した。

フェラーリのHPはかなりよく出来ていると思う。いろいろなビデオもあるし、例のカーコンフィギュレータは飽きさせない。しかしそうはいっても一時間も見れば十分である。試乗に行く前は何時間もこのコンフィギュレータを見て過ごしたけれど注文した後の今、見ていると、「あのオプション付ければよかった。このオプションはよけいだった」と後悔することになるので見ない方が良いのだ。

 

ちなみにセールスマン氏いわく、ヨーロッパから日本まで海上輸送は3〜4週間だそうな。その後、陸揚げしてから点検とナンバー取得などを行い納車まで3〜4週間かかると言っていた(以前、他の輸入車を購入したときは2週間と言われた気がしたが…)。

輸入車ディーラーの多くが余裕をもって納車時期を言う傾向がある。おそらく多少は早まると予想している。