「F12、フロントウインドウの曇り、ガソリンない!」
11月だというのに先週、関東に雪が降った。
この冬は雪が多くなるのだろうか。雪が降ったらF12は乗れない。
今、F12の環境では路面から雪が消えただけでなく、車庫前からも雪が消えないといけない。車庫前から公道まですこし距離がある。雪かきするのはかなり大変だ。
23区なら雪はほとんど降らないし、積もったとしてもすぐ溶ける。東京の郊外はその点きびしい。
で、F12。寒くなって気付いた点がいくつか…。
エンジン始動時になぜかフロントウインドウが曇る。
曇るのはウインドウ内側のデフロスター吹き出し口付近。曇りは数秒で消える。実はこの傾向は夏にもあった。
それと、ウインドウォッシャーを作動させると数秒後に車室内にウォッシャー液の匂いがする。なぜだ?今までそんなクルマに乗ったことないぞ…。
最初の曇りの現象は、デフロスター吹き出し口から出てくる初期の空気に水分が含まれているということだろう。
ちなみに雨の日でもなければ、F12が濡れている、といった状況でもない。車体は乾いているし、雨ざらしにしていない。
ウォッシャー液の匂いもデフロスター吹き出し口からに出ているのだろうか…。
ん? F12のウォッシャーはフロントライト部にもあった。
ライトウォッシャーはウインドウォッシャーと同時に作動している。ライトに噴射されたウォッシャー液がエアコンを通して匂うのか…。
う〜む、常識的にはライトウォッシャーではなくウインドウォッシャー側だろう。
デフロスターの最初の空気に、湿気やウォッシャー液が混ざるとしたら、どこで混ざる? 車体のどの辺りで…。
こういう現象を体験されたフェラーリオーナーの方がいたら是非、教えていただきたい。
ずいぶん前に気付いていたのだが、ドアのヒンジのところに細いリード線を発見した。
しかもこのリード線、コネクターで結線している部分も露出している。まさにいつでも外してください、と言わんばかり。
雨の日ドアを開けていると水滴がかかりそうだが、防水コネクターだよなぁ…。
普通、ドアと車体を結ぶ配線類は配線チューブの中に入れる。
F12も同じ配線チューブがあってドアヒンジのところに見えている。なのに、なんでわざわざ赤いリード線だけが露出しているのか不思議だ。
フェラーリはこれが普通なのか。もしかしたらわたしのF12だけこうなのか。
もしかして組立て中作業員がミスったとか? まぁ今のところ弊害はないし気にしないことにする。
先日のこと、都内のホテルで一泊することになりF12で出掛けた。
都内はたまに行く程度であまりくわしくない。特にガソリンスタンドに寄ることはほとんどない。
いつもは都内に行く前にガソリン補給しそのまま地元に帰ってくるから都内のガソリンスタンドに寄る必要がないのだ。
朝、地下駐車場からF12を出し、走り始めてすぐ、ガソリンタンクのレベルメーターが赤く光っているのに気付いた。
「あれっ?」、
たしか昨日、ホテルに入る前には3目盛りまであったはず。それが今は1目盛りだけで赤く光っている。
一目盛りまで減らしたことはいままで一度もない。
「前日、ガソリンの残量は3目盛りあった筈だ、たしか…」、
地下駐車場からのスロープでタンクの液面が変化したのかもしれない、すぐ戻るだろうと首都高に入ってしまった。しかし1キロ近く走っても依然として赤く1目盛りだけ光っている。
ヤバい。やっぱりガソリンが減っているのだ。昨日、地元でガソリン補給しておけば良かった。この残量では地元まで帰れないだろう。