フェラーリのブログ

フェラーリに関わった顛末

「F12 内装について その4」

しつこくF12の内装のはなし(今回で終わりです)。

パワーウィンドウスイッチはセンターコンソール上にありドア側にはない。最近、慣れてきたけれどもやっぱりドア側にある方がいい。とっさにドアノブあたりを探して、おっとF12はここじゃない、と気付くのは情けない。

それと、ドライバー側のパワーウィンドウはオートモードがついているが、助手席側はオートモードがない。

わたしは2、30分に一度、車内の空気を入れ替える。まわりにクルマがいなくなった瞬間を見計らって数秒だけ窓を全開にして空気を入れ替えるのだ。

むかし営業車で窓がよく曇る車種があった。エアコンいれても外気導入しても曇りやすいクルマだった。だからちょくちょく空気を入れ替えた。そのうちこの空気の入れ替えが気分転換になることに気がついた。それ以来習慣になってしまった。

ところがF12。助手席のパワーウィンドウスイッチはずっと押し続けないといけない。これ意外と面倒だ。

同乗者が操作する各窓のスイッチは挟み込みを防ぐためにマニュアルというのはわかる。しかしドライバー操作のスイッチは全窓オートモードが多いと思う。F12は各々のドアにスイッチを付けるのを面倒くさがりコンソール上に置いてしまった。ここにスイッチを配置すれば助手席の誤った操作で挟み込みを想定してこういうスイッチ設定になってしまう。

フェラーリ殿、パワーウィンドウスイッチは面倒くさがらず各ドアに配置すべし。

 

F12の室内照明について一つ。

最近のクルマは車内の照明に凝っていてすき間や段差部分に照明が仕込まれている。アンビエント照明なんぞという。

施設照明の分野では40年50年前からやっていることで、今さらクルマの内装に持ち込んで、やれ7色から選べるとか(Sクラス)6色から選べるとか(BMW7)正直、滑稽な感じがする。7色だろうが6色だろうが原価あまり変わらない筈でチョロいアクセサリーだ。

F12の室内照明は特別凝ったところはない。 印象ではフットライトが明るいと思う。走行中には消えているから支障はないが、ドアを開けると明るく光る。色はいわゆる電球色。

ブレーキペダルの真上で点灯し金属のペダルを照らし出すのがなかなか美しい。F12のペダルは金属(よく見るとブレーキペダルはアルミ鋳物に見える。アクセルとフットレストはプレスか…。知っている方いたら教えてください)だが、磨くような仕上げはしておらず無骨な感じがする(それがまた良い)。

わたしはカーペットを明るめの色にした。暖かみのある電球色が金属ペダルと明るいカーペットを照らし出すのは悪い感じではないとひとり悦に入っている。

カーペットを明るめに色にすると室内が明るく、かつ奥行き感がでるので良いと思っている。汚れたらどうする、などと心配せず、お試しいただきたい。

 

次回はお正月明けにいただいたコメントにお答えするべく、F12のオーディオについて書きます。また、F12の購入をご検討されているコメントについて も、一生懸命、下書きしております。またF12の良い部分、悪い部分についてのお答えも書き進めております。