「F12 カーウォッシュモード」
F12にはカーウォッシュモードなるものがある。
F12を車庫に納めキーをOFFにする、と警告音とともにメーターに、「カーウォッシュモード」なる表示が出てキーが抜けなくなる。
「ん? カーウォッシュモード? 洗車モードとな…?」
キーが抜けないというのはマズい。いろいろ迷った末、一度キーをONにまで回して電装ONにしてブレーキペダルから足をはなして、もう一度キーを切る、とハンドルロックのカチンという音がしてキーが抜けた。ほっ…。
当初はなんのことやらわからなかったが取説を読んだところ、ブレーキペダルを踏んだままキーをロック位置にするとカーウォッシュモードとして検出されキーを抜く事を警告することになっているそうな。
フェラーリはパーキングブレーキを作動させた後、ブレーキペダルから足を離してキーをOFFする動作を正(正常なパーキング、駐車)とし、ブレーキペダルを踏んだ状態でOFFにするのはカーウォッシュモード(このカーウォッシュって自走式洗車機のことか)として扱う、ということなのだろう。ふ〜ん…。
わたしギアをPに入れ、サイドブレーキをかけてもブレーキペダルを踏み続けたままキーをOFFにする動作がしみ込んでいる。今も他のクルマではそういう手順で降車する。みなさんは如何に?
ということでF12に関しては下りる時はパーキングブレーキ作動後、ペダルから足を離してキーをOFFにする手順に切り替えている。
なんでかなぁと思っているが郷に入れば郷に従え。気にしていない。
F12の基本設定ではキーをOFFにするとパーキングブレーキが自動的に作動しPになる(ギア表示部にPが表示される)。普通のDCTのシフトはPポジションを選択するがフェラーリの場合、ギアのPポジションとパーキングブレーキが一緒になっていると言う事か…。
これまでのところF12に目立ったトラブルは起きていない。警告の過剰通報しかおきていない。その過剰警報も最近は鳴りを潜めている。
セールスマン氏の言葉を信じれば、
「DCTギアボックスの耐久性も高くなり4万キロくらいはなんの問題もないでしょう。最近のフェラーリは極々普通のクルマですよ」、
とのことだ。
もっともこのところF12の走行距離はまったく伸びていない。
納車されて半年を過ぎたころから私のF12への関与はかなり薄らいできている。
automotive-blog.hatenablog.com