「フェラーリF12を受け取り方(予定)」
今回、フェラーリは徒歩で受け取りに行く。
フェラーリディーラーのてくてく歩いて行く客がどれほどいるかわからないが、そうしようと思う。
スマートフォンの地図アプリを見ながらいけば迷ったりしない筈だ。地図アプリを使うとバッテリーをはげしく消費するが、当日はフェラーリを受け取ったあとはスマホを使うヒマは無いだろうから問題はない。
F12を受け取ったらどこも寄らずに帰宅するつもりだ。
陽のあるうちに車庫に入れようと思う。 車庫の幅、奥行きはF12を停めるのに充分な寸法だが、F12のシートポジションからどんな距離感になるかが予想できない。周囲が明るいうちに確かめたい。
まずはF12に慣れる事、それも日常的な車庫入れや狭い道の取り回しから慣れていかなければならない。箱根などに行く前に日常の取り回しに習熟するほうがよほど重要だ。
バックで車庫入れ、幅寄せ。車止めへの当て方、歩道の段差の乗り降り、駐車発券機のチケット受け取り、ガソリンスタンドへの乗り入れ、シートポジション、ミラーの調整などが迷わずスムーズに出来なければクルマとして使い勝手が悪い。
当面は700馬力はいらないからF12になじむ事が大事だ。その時は30馬力でいいからスムーズに動いてもらいたい。
F12を車庫に無事納めたら、自宅に取扱説明書を持ち帰り熟読するつもりだ。
本来はクルマに乗っていじり回しながら取説を読む方が良いのだが、まず取説だけを読む。
最近のクルマの取説は背表紙があって数百ページもある。いじり回しながら取説をめくれば何時間アイドリングすることになるだろうか。取説をあらかじめ読み、実際に操作しながらでなければ理解できないところを抽出するのだ。ポストイットでページをチェックしてから車庫に向かおう。 (来週あたりポストイット買っとこ…)
最近のクルマの取説はホントに分厚くなった。
いま乗っているクルマも300ページ以上ある。
「なんでこんなに分厚いんじゃい!」、
はじめのうちは頑張って機能を理解しようと思ったが途中で挫折した。もう二年以上乗っているがまだ使っていない機能がある。この前、渋滞に巻き込まれている時にいじくり回していたらテレビが映った。
機能豊富は良いが使い切っていない。
エンジンを切ってドアロックしてもヘッドライトもルームライトも点きっぱなし。残照機能が付いているのだが、心配性なので消灯するのを確認してから家の中に入る。
これでは残照機能の意味がない。でもヘッドライトを点けっぱなしにしてバッテリー上がりを経験した世代としては消灯を確認しないと心配なのだ。
そうしたよけいな機能のページは当面はあと回しにする。半年くらいして充分F12になじんでから習得すれば良い。(そもそもF12にそんな機能あるのだろうか。いらないけど)